【速報】スーパーGT第4戦SUGO　GT500決勝結果　KONDO RACINGが大逆転勝利

スーパーGT第4戦が7月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで決勝レースを迎えた。

GT500クラスでは、不運な接触によってめまぐるしくトップが入れ替わるレースが展開される。

そんな中、トラブルを掻い潜ってトップに立ったのは8番手スタートの#39 DENSO KOBELCO SARD RC F　ヘイキ・コバライネン選手だった。

しかし27周目にセーフティカーが出動し、レース展開が混沌とする中、再開されたレースで#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがタイヤ無交換のギャンブルに出る。

この作戦が功を奏し、各チームのルーティーンのピットワークが終わる頃、柳田真孝選手からバトンを受けた佐々木大樹選手が47周目に、それまでトップを守っていた平手晃平選手の前に出ることに成功。9番手スタートからARTAに接触するなどして順位を失っていたKONDO Racingがトップに躍り出た。

幾度と無く繰り返される平手選手からのプッシュを冷静に凌ぐ佐々木選手は周回を重ねるが、徐々にタイヤに厳しい状態が出てきて苦しい展開に陥った残り6周目、SUGOの魔物が姿を表してGT300クラスのマシンが最終コーナーでコースオフ。

赤旗が提示され、ホームストレート上でマシンが整列したところでレースse率となり、KONDO Racingの今季初勝利が確定した。

2位には#39 DENSO KOBELCO SARD RC F　ヘイキ・コバライネン/平手晃平選手組が入った。

3位には残り6周目の1コーナーでDENSOを捉えて2位に立ったものの、赤旗提示により残り6周時点での順位が反映され#38 ZENT CERUMO RC F　立川祐路/石浦宏明選手組が悔しいフィニッシュとなった。

佐々木選手はインタビューで、「近藤監督がギャンブルに出ると、だいたい外すことが多いのですが、今回はハマって良かった」と笑いを誘っていたのが印象的な勝利だった。

これで開幕3連勝とした日産陣営だが、これからも勝ち続けるのか、はたまたLEXUSやHONDAの逆襲はあるのか、次戦は8月6-7日に富士スピードウェイでラウンド5が開催される。

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その他の順位は以下のとおり