スーパーGT第3戦オートポリス決勝、GT300クラスはVIVACのポール・トゥ・ウィン

2017　スーパーGT第3戦が5月21日、大分県日田市・オートポリスで決勝レースを迎えた。

GT300クラスでは、ポールポジションからスタートした#25 VivaC 86 MC 山下健太選手と、2位スタートの#61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人選手とのバトルが続き、この争いがセカンドスティントでも継続される。

その後も3秒前後の差を保ってレースは展開するも、レース後半で発生した燃料を汲み上げるリフトポンプのトラブルにより、ファイナルラップで失速ぎみの症状が出るものの、辛うじて2時間01分16秒448でチェッカーを受け、松井 孝允/山下 健太選手組が今季初勝利となった。

レースを通して終始トップを猛追し続けた#61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人/山内 英輝選手組だったが、わずか0.091秒差という鼻差で2位表彰台を獲得した。

3位には、ピット作業では左2本のみのタイヤ交換によって一時トップに躍り出た#55 ARTA BMW M6 GT3 高木 真一/S.ウォーキンショー選手組だったが、4本交換の上位陣を崩すことは出来ず、予選順位を守ってのチェッカーを受けた。

レース後のインタビューは以下の通り
松井 孝允
「最後トラブルもあってギリギリの戦いだった。メカニックが対策してくれて無事にチェッカーを受けられた」

山下健太
「自分のスティントは比較的、意外と思っていたより苦しかった。でもなんとかギャップを作って（松井選手に）渡せた。やっている（乗っている）ときより見ているときのほうがドキドキした（笑）」

土屋武士監督
「ドライバーの頑張りがこの勝利を呼び込んでくれた。燃料汲み上げのリフトポンプのトラブルが出たけど、いろんな対策をしてきてギリギリ勝てた。あと1周あったら危なかった。緊張感があったけど、試練があって、まだまだやることはいっぱいある。まだまだ強くなって帰って来たい」

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その他の結果は以下の通り

※晴/ドライ(天候/コース)