LEXUS RC F GT3、デイトナ24時間レースに出走

LEXUS GAZOO Racing はデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(米国)にて1 月28 日(土)から29 日(日)にかけて開催されたデイトナ24 時間レースに米国の3GT レーシングからLexus RC F GT3 を出走させた。

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14 号車及び15 号車の2台体制で出場し、15 号車は完走を果たしGTD クラスで27 車中14 位(総合36 位)となった。14 号車は途中リタイアを余儀なくされた。

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完走した15 号車のドライバーは、ジャック・ホークスワース、 オースティン・シンドリック、ロバート・アロン、ドミニク・ファンバッハとの4 名が務めた。また、 ホークスワースは、3.56 マイルのコースを1:48.241 で周回し、レクサス勢の中で最速ラップを記録した。

次戦、3 月15 日(水)~18 日(土)に行われるセブリング12 時間レースに向けて万全の体制で準備を進める。

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ドミニク・ファンバッハ(Lexus RC F GT3 15 号車)
(3GT Racing での初めてのレースはいかがでしたか? )
「まずはじめに– arigato – 日本語で感謝の気持ちを表す言葉です。チーム全体の多大な尽力に感謝します。
今回のゴールは完走することでしたし、私たちはその最小限のゴールを達成することができました。14 号車の早期リタイアは非常に残念でしたが、私たちは一致団結して15 号車に昼夜問わずに力を注ぎ、ゴールに
到達しました。アクシデントには見舞われましたが、とても良いレースで、結果的に皆笑顔です。24 時間レースで走ることははじめてだったので、とても良い結果だったと思います。」

ジャック・ホークスワース(Lexus RC F GT3 15 号車)
(あなたと3GT Racing にとって、 デイトナ24 時間を完走したのはどんな意味がありますか? )
「これがRC F GT3 のデビュー戦ということを考えると大きな達成といえます。24 時間耐久レースはスケジュール的にも最も過酷であり、最も大きなテストです。私たちはこのことを誇れると思います。私たちはレー
スをリードし、雨のフィールドも走り抜きました。ウェットでもドライでも、どんな状況においても、Lexusのコンディションは良かったと思います。私たちは今回の結果を誇りに思い、自信を持って次のSebring(セブリング12 時間レース)に向けて準備を進めていきたいと思います。」

スコット・プルエット(Lexus RC F GT3 14 号車)
(何が事故のきっかけだったのでしょうか? )
「競合がひしめき合っている中、後ろから少し突かれたように感じました。リヤウィングから空気が抜けただけかもしれませんが、パチンと弦が切れたような感じがして減速、不運なことに左側にあるフェンスに接触してしまいました。今日に至るまで一緒に協力してきたチームや仲間たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。」

ポール・ジェンティロッツィ(3GT Racing チームオーナー)
(このプログラムの未来にどのような展望をお持ちですか?)
「私はとにかく楽観的です。私たちはいくつかインフラのハードルがあることは想定していましたが(車両性能を上げるにはフロントタイヤに課題)、我々は今シリーズのBOP にとっては新参者です。これでシリーズは豊富な情報データベースを得られたと思います。⾧い旅は始まったばかりです。」