【知っておいて損はない】雹(ひょうに)見舞われてしまった時の対策

突然の雹(ひょう)に見舞われてしまったらどうするべきなのか。

日本では稀だが、海外ではゴルフボール大の雹が降ってくることも起きる。

日本では稀、ということは起きることも想定しておくのも良いかもしれない。

まず、雹が降ってきた時に、この動画のように速くクルマを動かすのは危険極まりない上、雹の落下エネルギーに自動車の運動エネルギーも加わり、衝撃が倍増する。

更に最悪なのが、風上に向かって運転しているというのも避けたい。

 

JAFによると、もし雹に遭遇してしまった場合の対策を以下のように解説している。

天気予報で「雷を伴う」「大気の状態が不安定」「竜巻などの激しい突風」といった言葉が使われたり、また雷注意報が発表されたりした場合は、天候の急変とともに雹(ひょう)が降ることがあります。激しい降雹は車体を傷つける恐れもあるので、なるべく早く頑丈な屋内駐車場に避難しましょう。運転中にひょうが降り出し、運転の継続に危険を感じるほどの降雹で、なおかつ避難できる駐車場など見当たらない場合は、落ち着いて周囲の交通状況を考慮しながら減速し、道路の左側に寄せて停車します。

出典 JAF クルマ 何でも質問箱

つまり事前の情報収集によって周囲の状況を察知し、早めの対処が一番効果的ということ。

とはいえ常に天気予報を聞いているわけでもないし、急いでいる時などは、なかなか対処も難しいものだ。

普段から使っている地域を運転している時は、天気の急変を感じたら、常に避難先を意識して運転することが大事なようだ。

また、万が一避難先が見当たらない場合は、毛布やダンボールなどによって被害を軽く抑えることができる事も確認されている。