今年で見納め!スーパーGT鈴鹿1000kmラウンドが終了して新たな10時間耐久レースに生まれ変わる

スーパーGTでも伝統の一戦、「鈴鹿1000kmレース」が本年で最後になることが発表された。

これは2018年から始まる新しいレース「サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース』(仮称)」として、欧州やアメリカ、日本、アジアで活躍するGT3やGT300マシンを一堂に会してGT世界統一戦へと昇華させて開催されることが発表されたため。

同レースはスーパーGT尻0図を統括する株式会社GTアソシエイションと、ブランパンGTシリーズをはじめとする各国のGTレースを統括するSROモータースポーツグループ協力のもとで開催される。

ファンとしては悲しいニュースになってしまうが、GTアソシエイション代表の坂東正明代表は「SUPER GTのグローバル化の一環としての」目論見もあるようだ。

これまでのスーパーGT鈴鹿ラウンドは、日程と距離を調整した上で、別のレースになるということだ。

 

大会詳細は以下の通り

大会名称:
第47回サマーエンデュランス「鈴鹿10時間耐久レース」(仮称)

開催日程:
2018年8月23日(木)~26日(日)
※決勝レースは日曜10:30スタート、20:30終了

予定 レース形式:
10時間耐久レース

カテゴリー:
GT300(JAF-GT含む)、FIA-GT3、ST-X他(調整中)

賞金総額: 1億円

主催:
株式会社モビリティランド、鈴鹿モータースポーツクラブ コラボレーションパートナー: 株式会社GTアソシエイション、SROモータースポーツグループ

 

株式会社モビリティランド 取締役社長 山下晋

『まずは今回の発表にあたり、コラボレーションパートナーである株式会社GTアソシエイション様、なら びにSRO モータースポーツグループ様に心から感謝します。 世界的なGTシリーズの統一戦という夢のステージを、将来に向けてここ鈴鹿で発展させていくことを 目的に、2018年の8月に47回目を迎える真夏の耐久レースを、10時間耐久という新たな枠組みで開催 することと致しました。 私共はこのイベントを地域全体で盛り上げ、観客、エントラント、関係する全てのステークホルダーの 皆様にとって、新たな価値を生み出す新しい夏の祭典として育てて参ります。 SUPER GTシリーズの鈴鹿1000kmレースは本年度の開催で最後となります。2018年の鈴鹿ラウンドは 新たな日程・距離となりますが、SUPER GTシリーズ全体の更なる魅力向上に寄与できる組み立てで開 催できるよう、準備を進めて参ります。』

株式会社GTアソシエイション 代表 坂東正明

『GTアソシエイションは、従来からの目指しているSUPER GTのグローバル化の一環として、このレース がGT300の東南アジアの統一戦ともつながるよう、努力と協力をして参ります。 また、2018年から新たな取り組みとなるSUPER GTの鈴鹿ラウンドは、SUPER GTシリーズとしても、 ファンの皆さんに新たなる興奮と感動をお届けできるよう、そして、大勢のお客様にご来場いただけます よう、モビリティランドと一緒に、今後作り上げていきたいと思っております。』

SROモータースポーツグループ代表 ステファン・ラテル

『今日、ここ鈴鹿で「鈴鹿10時間耐久レース」の開催発表が出来ることに興奮しています。 SROはモビリティランドが企画した新たな取り組みに心から賛同します。鈴鹿サーキットはその歴史的 な価値に加え、オーガナイズで欧米アジアから高い評価を受けており、GT世界統一戦の舞台に相応 しいサーキットです。 SROはこのイベントが価値ある大会に育つよう、世界中の著名レースのチャンピオンやブランパンGT シリーズのトップチームの参加に協力します。』