【hiroコラム】7Dmark2を買わなかった三つの理由




当社専属カメラマン兼ライターで、初代7Dのユーザーでもあるhiroから報告が届いた。

 

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当初11月上旬発売予定だった7Dmark2は、それを前倒しして10月30日に発売となった。
モータースポーツや航空機などの動体を撮影する筆者には大変魅力的なカメラで、購買意欲が高まります。

しかし、公開された情報を元に私なりに考察し、結果的に購入を見送りました。
今回、購入を見送った三つの理由を私の主観でまとめました。

~追記~
参考リンク 【hiroコラム】ステップアップを狙う人が7Dmark2を買うべき3つの理由
こちらも併せてご覧ください。なお、記事最後にもリンクがございます。


 

 

 

1、既存機種との比較したAFの進化に疑問

現在メインで使っている5Dmark3の測距点は61点なのに対して、7Dmark2が65点とアドバンテージを持っています。

しかしセンサーサイズを考えれば、ファインダーの中で測距面は格段に広くなるのはカタログから読み取ることはできます。
果たしてこれがアドバンテージとなりうるのか、疑問に感じたことが一つ目の理由です。

 

2,高感度耐性への不信

この意見には先入観(キヤノンさんゴメンナサイ)も入りますが、高感度耐性が上がったとはいえ、フルサイズとAPS-C機の差を感じるというのが二つ目の理由です。

先代の7Dは、ISO400以上では画質に不満が残るというのが私の本音です。
7Dmark2ではISO1600位まで使えたら合格だと考えます。

作例を待ちながら楽しみにしている点です。

 

3,連写性能の向上は、作例に何をもたらすのか

連写性能が7Dの秒間8コマに対し、7Dmark2は秒間10コマという発展を果たしました。

これがどれほど違う物なのか判断に悩んだのが3つ目の理由です。
モータースポーツや鉄鳥撮りにおいて、メインの5Dmark3の秒間6コマでも、特別な場面でもなければ困っていないというのも理由です。

 

以上の理由で、今回は購入を踏み止まりました。

 

最後にプロのモータースポーツフォトグラファー、赤松孝氏によるセミナー動画を見て頂きたいと思います。
ここまで否定的な事を書いた上で、なお魅力的に映る7Dmark2以外にも、撮影テクニックなど参考になることもあると思います。

 

 

と、ここまで書きましたが、近々「ステップアップを狙う人が7Dmark2を買うべき3つの理由」を掲載する予定です。

お楽しみに!w

参考リンク 【hiroコラム】ステップアップを狙う人が7Dmark2を買うべき3つの理由