早いもので、あっという間に師走に突入である。
師走に突入すれば毎年恒例のごとく、街はクリスマス一色に染まる。
と、同時に毎年恒例、NORADサンタトラッカーもサイトを開設した。
アメリカ軍とカナダ軍が共同運営する「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」(NORAD)は12月1日、クリスマス恒例のサンタクロース追跡サイト「ノーラッド・サンタ・トラッカー」を開設したと発表した。
Youtubeにもティザーも公開された。
日本時間の12月24日午後4時からサンタの準備風景を観れる。
さらにその後、何十億もの多くのプレゼントがリアルタイムに配られる様子、そしてサンタが次にどの街に向かうのかを知ることができる。
さらにNORADはFacebook、Twitter、YouTube、Google+のアカウントも開設。分刻みでサンタクロースの居場所を提供する。
ところで何故NORADがサンタを追跡??
NORADはミサイル、宇宙船などからの航空攻撃に対して北米の防衛を行っている軍事組織。
そんなカッチカチの組織がトナカイと空飛ぶそりを追いかける伝統は1955年から続いているのだ。
当時、コロラド・スプリングスに拠点を置く通販企業、シアーズ・ローバックが、「サンタに電話しよう」と広告を出した。しかし、その広告に掲載された電話番号を間違えてしまい、サンタにつながるはずの電話は、NORAD(当時の組織はの前身機関CONAD)につながる番号だった。
子どもたちからの多数の電話を受けてしまい、NORADはサンタを追跡することを開始したという伝統行事なのだ。
当日はFrightradar24とNORADの画面を並べてサンタと航空機のニアミスを楽しむのもいかがだろう。
英語はちょっと…という方には、GoogleもNORADからデータ提供を受けてサンタトラッカーサイトを解説しているので、そちらをどうぞ。