葛西臨海公園の名物、マグロの回遊が見れる大型水槽に展示されていたクロマグロなど165匹から13匹(本日昼現在)にまで激減してしまったというニュースが本日、あちこちで放送されているのを見た読者も多いかと思う。
原因はウィルス説や、ストレスによるダメージなどが挙げられているが、まだまだ推測を抜けない模様だ。
ところでこのニュース、「クロマグロ」や「ハガツオ」、「スマ」が被害にあったという。
「スマ」って何??みんなこの魚を知ってるの??
ソフトバンクの「スマ放題」と何か関係あるわけ??
さらっと伝えられてるだけに、妙に引っかかってしまった。
まずはWiki先生に伺いを立ててみました。
スマ(須萬、学名:Euthynnus affinis)は、スズキ目サバ亜目サバ科マグロ族に分類される海洋生条鰭類の1属。インド太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布する大型肉食魚で、食用にもなる。
出典:Wikipedia
ほうほう。もう少し読み進んでみよう。
利用
カツオ、マグロ、シイラ等を狙った釣りや延縄で漁獲されるほか、定置網などの沿岸漁業でも獲れる。身はカツオに似た赤身で、刺身、焼き魚などで食べられる。食用以外にマグロやカジキ等の釣り餌として使われることもある。2kgを超える魚は1kg1500円以上の高価で取引される[5]。マグロと違って小型であることから、既存の魚の養殖施設を活用でき、「味がマグロに似ており、クロマグロの代替魚としての需要を見込み」[6]愛媛県と和歌山県では養殖の研究が開始されている。現在の課題は、知名度の低さである[7]。
出典:Wikipedia
ん?最後の文章…
現在の課題は、知名度の低さである[7]。
出典:Wikipedia
やっぱり知名度が低いんじゃん!!( ゚д゚)
あまりに当たり前のように連呼されてたから、筆者だけが知らないのかと思ったけど一安心。
ところがこの「スマ」、市場では意外な高値で取引されているようで、「幻の高級魚」とも呼ばれている。
小型のマグロ類「スマ」は、漁獲量が減ったクロマグロ(クロマグロは「本マグロ」と呼ばれることも)の近縁種で、味もクロマグロに近いらしい。
マグロは、高速で遊泳するため、非常に養殖が難しいとされているが、天然のスマは体長もブリやマダイなどに近く、それらの養殖で使われていた設備を流用することができるそうだ。
愛媛大学南予水産研究センターでは2016年度をめどに、養殖の実用化を目指しているらしい。
ちょっぴり楽しみな魚であるようだ。
堂々と知名度が低いという課題が挙げられている魚、どうぞ読者の皆様もスマを心のどこかに留めておいて頂きたい。
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