イタリア政府からは雇用の創出が期待されてつつ、親会社フォルクスワーゲンの反対を汲み、開発計画が頓挫したり進んでみたりを繰り返したランボルギーニのSUV開発について、ついにGOサインが出ることとなった。
ランボ社ステファン・ウィンケルマン氏とアウディCEOルパート・スタドラー氏は今週中にも記者会見を開き、SUV開発について発表するものと見られている。
イタリア政府による8千万ユーロ（約1億ドル）規模とされる公的支援を得ながら500人の雇用を新たに生むことが期待されているランボルギーニは、政府と合意に達し次第、生産に向けて動き出すようだ。
ランボルギーニSUVはアウディQ7、ポルシェカイエン、更にはベントレーのBentayga SUVとも共通点を持つ可能性がある。
ランボルギーニのSUVは、昨年のウラカン発売などで19%も上乗せした同社の出荷台数を、更に倍増させる可能性を秘めたクルマに成長すると見られている。
