CANONより新発表された望遠ズームレンズをhiroがリポートする。
“EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM”が発表された。
12月下旬初予定 価格は30万円(実売価格予想27万円前後)
メーカー発表の新旧モデル商品比較仕様
EF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM | EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM | ||
---|---|---|---|
焦点距離 | 100-400mm | 100-400mm | |
開放F値 | F4.5-5.6 | F4.5-5.6 | |
レンズ構成 | 16群21枚 | 14群17枚 | |
絞り羽根枚数 | 9枚 | 8枚 | |
最小絞り | 32-40 | 32-38 | |
蛍石レンズ | 1枚 | 1枚 | |
スーパーUDレンズ | 1枚 | 1枚 | |
ASC(Air Sphere Coating) | ○ | × | |
フッ素コーティング | ○ | × | |
ズーム方式 | 回転式 | 直進式 | |
トルク調整リング | ○ | ○ | |
防塵・防滴構造 | ○ | × | |
手ブレ補正効果 | 4段分※1 | 約2段分※2 | |
手ブレ補正モード | ISモード1/2/3 | ISモード1/2 | |
最短撮影距離 | 0.98m | 1.8m | |
最大撮影倍率 | 0.31倍 | 0.20倍 | |
三脚座 | 独立式 | リング式 | |
フィルター径 | 77mm | 77mm | |
最大径×長さ | Φ94×193mm | Φ92×189mm | |
質量 | 三脚座非装着時 | 約1,570g | 約1,380g |
三脚座装着時 | 約1,640g | 約1,530g |
※1 CIPAガイドライン準拠。焦点距離400mm、EOS-1D X使用時。 ※2 キヤノン測定基準による。これよりも低速になると手ブレが起こりやすくなるといわれる「1/焦点距離」秒のシャッタースピードを基準として。使用するカメラのセンサーサイズにより異なります。CIPAガイドライン準拠の場合1.5段分。
エクステンダーEF1.4× III | エクステンダーEF2× III | ||
---|---|---|---|
焦点距離 | 140-560mm | 200-800mm | |
F値 | WIDE | F6.3-45 | F9-64 |
TELE | F8-57 | F11-81 | |
最大撮影倍率 | 0.44倍 | 0.64倍 | |
AF | ○※1 | × |
※1 EOS-1v/HS、EOS-1Ds/Mark II/Mark III※2、EOS-1D/Mark II/Mark IIN/Mark III/Mark IV※2、EOS-1D X※2、EOS 5D Mark III※2、EOS 7D Mark IIを使用した場合に限り、中央の測距点のみでAFが可能です。その他のEOSではマニュアルフォーカスになります。 ※2 最新のファームウエアへのアップデートが必要です。
メーカー発表の商品特長
★特長1:ズーム全域で高画質 蛍石、スーパーUDレンズを最適に配置し、さらに新コーティング「ASC」を採用することで、 画質に定評のあるEF70200mm F2.8L IS II USMと同等の高画質を実現しています。
★特長2:優れた機動力
強力な手ブレ補正、従来モデルにはなかった防塵防滴構造を採用。さらに0.98mの最短撮影を可能にし、シチュエーションを問わずに柔軟に活躍するレンズです。
★特長3:快適な操作性
トルク調整が可能な回転式ズームリングは、100mmから400mmまでの移動をわずか95°の回転で完了させます。
さらに開閉窓のついた専用フード、独立式の新構造三脚座など、EFレンズ初の技術が快適な撮影をサポートします。
光学性能の向上と共に堅牢性、手ぶれ補正などの機能向上も実現し、この先長く付き合える一本が新たにEFレンズに加わることとなる。
このレンズは望遠撮影が必要とされる「スポーツ」「航空機」「鉄道」「野鳥」など、ありとあらゆる場面で活躍する鉄板レンズと言えよう。
最近リニューアルされた「EF70-200mm F2.8L IS II USM」や「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」の実績からすると、間違いなく素晴らしいレンズになっていると期待できる。
まだ発表段階で断言はできないが、EFレンズベストバイの候補になる期待を持ちつつ発売を待ちたい。
CANON EFレンズホームページ