日本カーオブザイヤーが発表された。
今年はスズキ「ハスラー」が軽自動車として5度目の受賞を果たした。
スズキは4度めの受賞。
RJCのコメント
「ライトな感覚の軽自動車SUVとしての新しいジャンルを開拓した。動力性能ばかりでなくボディカラーなどの色に対する配慮も行き届いている。しかも街乗りにも充分な快適性を備えている。広い意味でユーザーに夢を与えてくれるクルマである。家族でも、一人でもペアでも楽しめる。その懐の深さと新鮮さを高く評価した。」
輸入車部門ではメルセデス・ベンツ「Cクラス」が受賞。
RJCのコメント
「アルミと軽量高剛性スチールとのコンポジット構造。今までにない接合技術法を用い、ボディにおけるアルミ採用率50%を実現することで燃費と運転性能を向上。最新かつ全方位的な安全機能を惜しみなく投入した点を高く評価した。」
技術部門では日産「スカイライン350GT HYBRID」のダイレクトアダプティブステアリングが受賞。
RJCのコメント
「スカイライン350GT HYBRIDに搭載されたダイレクトアダプティブステアリングは、ステアリングシャフトを介さず、ステアリングの動きを小型モーターと一体化したセンサーにより電気信号に置き換えてタイヤを操舵する世界初の次世代ステアリング技術。路面からの不要な情報を抑えて直進安定性を高めるとともに、遅れのない操舵感で従来にない快適・安全なハンドリング性能を実現するとともに、その機構から将来の自動運転を実現するための重要な技術であるとして高く評価した。」