各地の航空祭は、普段は目にすることができない戦闘機が目前を飛行する姿や、救難活動のデモンストレーションなどを見ることができるイベントだ。
いよいよ来週に迫った「平成26年度 岐阜基地航空祭」の予習レポートをhiroがお届けする。
航空祭初心者でも楽しめる!
見どころをピックアップ!
航空自衛隊岐阜基地に課された主な任務は、航空自衛隊の航空機全般の開発テストを行い、装備のアップデートに必要なデータを集めて分析し、全部隊の航空機に反映させることです。
そのため、他の基地では見ることのできない最新の航空機や装備が間近で見ることができるのも非常に大きな魅力です。
今回の岐阜基地航空祭でも、目玉は飛行開発実験団が繰り出す、華麗な機動飛行展示です。
今年度はブルーインパルスの不参加で物足りなくなるのかも、と言う心配は無用。
この写真は機動飛行の予行訓練の様子です。
見学しての感想では、今年は例年以上の充実した飛行プログラムが用意されてるようです。
地上展示も見どころ満載!
まずは今回初のお披露目になるXC-2国産次期大型輸送機です。
XC-2は、現在使用しているC-1輸送機の後継機。
輸送能力、飛行航続距離ともに大幅にアップした、期待の国産輸送機です。
当初の計画よりも開発が遅れていましたが、今年度の航空祭で一般公開するということは、実践配備も近いと期待されます。
華麗なフォルムと迫力の大きさを体感してみてください。
開発を主な任務にする岐阜基地らしい地上展示が無人機「UAV」です。
こちらはまだ実験段階のものですが、一般公開は岐阜基地のみです。
このような最新開発中の装備の展示も、岐阜基地航空祭の魅力的な一面です。
まさにお祭り!
レアグッズの発掘も!?
さらに「航空祭」と言うだけあって基地の中には屋台がたくさん並び、焼きそばや牛串などの食べ物から、この時しか買えない航空自衛隊関連のグッズが販売されていたりと、お祭りムードも楽しめます。
親子連れやカップルでデート、さらには航空ファンまで皆が楽しめます。
普段は数多の自衛隊員のお陰で、意識しないでも平和な暮らし実現していた裏に隠された国防についても学べるチャンスです。
この機会に是非、岐阜基地航空祭に足を運んでみてください。
お祭りを安全に楽しむための注意事項です。こちらにも心がけたい事をお知らせします。
※入場は無料です
※駐車場はありません。公共交通機関をご利用下さい
※場内は脚立、踏み台などは禁止です。
※ブルーシートも限られた場所での使用のみ可です
※会場で自衛官の指示には必ず従って行動して下さい
※これは個人的な意見ですが、小さいお子様もたくさん来場します。お子さんの肩車での見学等には寛容に接してあげてください