東京・渋谷にて7月2日、レースクイーン専門誌「ギャルズパラダイス」の主催による「ギャルパラ七夕まつり2017」が開催され、その中で「日本レースクイーン大賞2017」の新人部門・グランプリが発表されました。
大賞に輝いたのは、パシフィック・レーシングの「立花はる」。
立花はるは、SUPER GT GT300クラス「GULF NAC PORSCHE」チームのレースクイーンとして活躍しているだけではなく、人気コスプレイヤー「ふとん」として各方面に高い人気を得ています。
日本レースクイーン大賞とは、今シーズンのSUPER GTで初登場したレースクイーンを対象にした、ファン投票によるイベントになります。最初に68名の新人レースクイーンが上位10名に絞られ、ファイナルステージとして6月29日までファン投票が行われました。
ファイナルステージに選出された10名は以下の通り
・安藤まい
・市川愛
・織田真美那
・川村真央
・桜井はるか
・立花はる
・中村比菜
・はらことは
・柳本絵美
・武田美憂
イベントが開催されているライブハウスでは、浴衣姿のレースクイーン達がファンと会話をしたり、写真を撮ったりと交流を深め、日頃のサポートへの感謝を示していました。
まず新人賞として、立花はる、中村比菜、栁本絵美の3名が新人部門を受賞しました。
彼女らは、各部門賞の発表の前に、レースクイーンのコスチュームに着替えるために一旦ステージから離れ、その間に今年から新たに設けられた特別賞「クリッカー賞」が発表されました。
クリッカー賞は、三栄書房が運営する自動車ニュースメディア「Clicccar.com」が独自に選出した賞になります。栄えある初代日本レースクイーン大賞新人部門クリッカー賞として「はらことは」が受賞しました。
そして。注目のグランプリの受賞決定の時間となり、見慣れたサーキットでのコスチュームに着替えて登場した3人は、緊張の面持ちで結果を待ちました。
立花はるの名が呼ばれると緊張の糸が切れたのかしゃがみ込み、受賞を涙ながらに受け喜びを表しました。
立花はるのコメント:
「レースクイーンを始めた頃は、誰にも声もかけてもらえず、目線も求められないなど、寂しく悔しい思いをしてきました。今年パシフィック・レーシングの一員に選ばれ、頑張ってきました。毎日投票を呼びかけて、応じてくれた皆さんのエールが励みになりました。この新人賞の話を聞いた時、絶対に取りたいと思い1ヶ月半頑張ってきました。本当にありがとうございました」
準グランプリには、 D’Station Racing「フレッシュエンジェルズ」所属の中村比菜が受賞
特別賞にエヴァンゲリオン・レーシングで「碇シンジ」役の栁本絵美が受賞しました。
今回惜しくも受賞には至らなかった新人レースクイーンたちも、モータースポーツを盛り上げる大切な役割を果たしており、受賞者含めてエントリーした全員の更なる活躍を筆者は願います。
SUPER GTもまだシーズン半ば、彼女たちの戦いもまだまだ続いていきます。
TEXT & PHOTOGRAPH : クリハラジュン