英マクラーレン、ジュネーブモーターショーで新型モデル「McLaren 675LT」を公開



英国のスーパーカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは2015年1月28日、3月に開催されるジュネーブモーターショー15でマクラーレン『675 LT』を初公開すると発表した。

同車はマクラーレン『650 S』をベースにした高性能バージョン。

3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、最大出力を、650 Sの650psから675psまで引き上げた。

現在は650sとは異なるホイールの画像が一点のみ配信されている。

「動力性能など詳細は、ジュネーブモーターショー前に公表する」とコメントしている。

 ・ティザーフィルム
http://youtu.be/TwkFqbGTNHY

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以下プレスリリース

マクラーレン、ジュネーブ国際モーターショーでデビューする

2台目の新型モデルを発表:McLaren 675LT

・モデル名に付けられた’LT’は「ロングテール」を意味し、現行のレンジモデル’C(Club)’と’S(Sport)’に新たに追加
・同レンジにおいて最速、最軽量、そして最もピュアなモデル
・McLaren 675LTは新たにネーミングされたマクラーレン・スーパーシリーズとして、McLaren 650Sとアジア市場向けテーラーメイドモデルMcLaren 625Cと同シリーズに位置付けられる上位モデル
・McLaren P1(TM)GTRのプロダクション・インテントモデルと並び、2015年3月に開幕するジュネーブ国際モーターショーにおいて世界初公開
・現代版 F1 GTR「ロングテール」-真の世界チャンピオンが斬新な進化を遂げて登場
・ティザーフィルムを以下のウェブサイトで公開:
http://youtu.be/TwkFqbGTNHY

2015年1月28日英国発 名門Formula 1(TM)チーム、マクラーレンのグループ企業であるスポーツカーメーカー、マクラーレン・オートモーティブ(本社:英国サリー州、エグゼクティブ・チェアマン:ロン・デニス)は、2015年のジュネーブ国際モーターショーにおいてMcLaren 675LTを世界初公開します。

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マクラーレン史上、最もピュアなGTスポーツカーとして挙げられる伝説的なマシンMcLaren F1 GTR「ロングテール」。マクラーレンは、ジュネーブ国際モーターショーにおいて、その名を復活させ、伝説を甦らせます。このオンロードモデルのスーパーカーは、「ロングテール」に相応しいパフォーマンスを発揮するためにエアロダイナミクス、ダウンフォース向上、ドライバーとの一体感、軽量化に注力しております。

McLaren 675LTは現行の650Sおよびアジア市場向けの625Cと並び、マクラーレン・スーパーカーの主力製品として追加され、本年登場するマクラーレン・スポーツシリーズの上位シリーズとして、新たにネーミングされたマクラーレン・スーパーシリーズに位置付けられます。675という数字は650Sと同様、エンジン・パワーが675PS(出力は666bhp相当)を実現していることを意味し、スーパーシリーズで最もパワフルなモデルが675LTとなります。675LTはクーペ・モデルのみで、お客様へのデリバリーは年内に開始いたします。

「ロングテール」というアイコニックな名称は、1997年シーズンのスポーツカー選手権におけるデビュー以来、世界中のグリッドでお馴染となり、マクラーレン史上、最も高効率なレース仕様モデルに成長いたしました。1995年ル・マン24時間レースにおけるデビュー戦での優勝など、過去2シーズンでの大成功という現状に満足することなく、マクラーレンは今日に至るまで徹底した取り組みを続けることで、自身のベンチマークを向上させてきました。そしてこのたび、Formula 1(TM)最高峰における知識・経験・ノウハウで、最もピュアで、圧倒的なパフォーマンスを持つクルマを作り上げました。

McLaren F1 GTRの描く独特の美しいシルエットは、シーズン中に「ロングテール」として、その名を馳せました。そして、この異名が、最も成功したGTマシンの中でも、究極のモータースポーツカーであることの証明になっています。

675LTのもつ驚くべきパフォーマンス・データの詳細については、ジュネーブ国際モーターショー開催までの数週間以内に発表いたします。

■マクラーレン・オートモーティブについて:
マクラーレン・オートモーティブは、ラグジュアリーかつハイパフォーマンスなスポーツカーを製造する英国の自動車メーカーで、サリー州ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を拠点としています。

マクラーレン・オートモーティブは2010年の設立後、2011年に画期的なMcLaren 12Cの発表を皮切りに、2012年にはMcLaren 12C Spider、2013年にMcLaren P1(TM)を発表しました。毎年新型モデルを導入するという計画を掲げ、最近ではMcLaren 650S Coupe、およびMcLaren 650S Spiderを発表しました。マクラーレン・ブランドは拡大を続けており、世界の主要自動車市場において、独自のグローバル・ディーラー・ネットワークを構築しています。

■マクラーレン・オートモーティブの技術パートナー:
革新的で高い評価を獲得しているスポーツカー・ラインアップの開発、エンジニアリング、製造においてマクラーレン・オートモーティブは専門的なノウハウと技術を提供する世界トップレベルの企業と提携しています。主なパートナーは、曙ブレーキ工業株式会社、アクゾノーベル、エクソンモービル、ピレリ、SAP、タグ・ホイヤーなどです。

■サーキット用に設計しオンロード用に開発:
マクラーレンにおけるFormula 1(TM)マシンとロードカーの融合には、経験、知識、原理、プロセスが活用されています。Formula 1(TM)レースでの50年にわたる歴史の集大成と、画期的なスポーツカーの製造における20年以上の経験を活かして、マクラーレン・オートモーティブでは、技術的に優れた、画期的なハイパフォーマンス・スポーツカーを設計、開発および製造を行っています。オンロードとサーキットを走るマクラーレンのスポーツカーには一切の妥協もなされていません。

マクラーレンは車両製造にいち早くカーボン・ファイバーを採用し、30年にわたる経験を有しています。
1981年のMcLaren MP 4/1や、1993年のMcLaren F1といったレーシングカーやロードカーにカーボン・シャシーを導入しており、これまでマクラーレンが製造した車両はすべてカーボン・ファイバー・シャシーが採用されています。

マクラーレン・オートモーティブの日本オフィシャルフェイスブック
URL:https://www.facebook.com/mclarenautomotiveJP