マナレロのデザイナーは、将来のF-1マシンをデザインした。
近年のF-1では、安全対策やタイヤ特性などからフロントノーズに明らかな問題を抱えているが、今回公開されたF-1マシンには、そのようなファクターは消え去り、自由ながらも実現の可能性は高そうなデザインが披露されている。
これは2016年から17年にかけて予定されているレギュレーションを、更に前進させてフェラーリがデザインしたマシン。
必ずしもスピードの追求が危険になることではないことを積極的に示している。
世界的な人気低迷に歯止めをかけるべく、1000馬力のエンジン導入やワイドタイヤ化を意識してのデザインとなっている。
正直、現状のマシンに魅力があるかといえば大いに疑問が残るところであるだけに、このようなコンセプトの登場は、少なからずファンの心を打つことだろう。
マクラーレンやレッドブルレーシングも似たようなプロジェクトで検討したマシンをデザインしたそうだが、公開はされていない。
このような公表も、長年F1に参戦してきたフェラーリだからこそ出来ることなのかもしれない。
なお、フェラーリはコンセプトカーを公開した特設サイトhttp://f1concept.ferrari.comで、ファンからの意見も募っている。
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