トヨタ、MIRAIの製造工程を公開。最終組立はLEXUS LFAの工房で

トヨタ自動車は、燃料電池車(FCV)「MIRA」の組立ラインを公開した。

手作業による組み立てで、一日に3台しか作れないMIRA。

MIRAIの最終組立工房は愛知県豊田市の元町工場の一角にあり、かつてLexusのスーパースポーツ「LFA」を製造した工房を活用している。

MIRAIの組み立ては、全長40mという短さで、13名の従業員が組み立てを担当している。

この中にはLFAを組み立てたベテランから女性まで、様々な面々が働いている。

豊田章男社長は、ラインオフ式の挨拶に立ち、

「元町工場は、1959年に日本初の本格乗用車工場として完成したトヨタの原点ともいえる工場。MIRAIを1台1台真心を込めて組み上げる今の思いは、やがて本格生産になっても、次の世代に受け継がれていくと確信している」とコメントした。

各工程は動画で公開されている。

ライン概要

トリム工程

シャシー工程

ファイナル工程

検査工程