ベントレーは現地時間3月2日夜、ジュネーブモーターショー15のプレビューイベントで、『EXP 10 スピード 6』コンセプトを初公開した。
同車は、将来の2シータースポーツカーデザインの方向性を提示するコンセプトモデルで、コンチネンタルGTに肩を並べる存在になるとされている。
エクステリアにはベントレーの特徴である大型のフロントグリルや4灯のヘッドランプを取り入れた。
もちろんヘッドライトにはBentleyのロゴ入りだ。
同社のブリティッシュ・グリーン外装をさらに濃く、鮮やかなメタリックにするなど、伝統的要素を現代風にアレンジ。
エクステリアは、ベントレーらしい緩やかな曲線をつないだデザイン。
ショートオーバーハングとロングボンネットのフロントまわりの処理をしつつ、グリルを低めに設定。
リア形状はワイド化し、走行安定性も向上していると思われる。
インテリアは、キャビンを取り囲むような切れ目のない曲線で構成され、様々な操作機器に取り入れられるローレットには、スチールと銅の2種類の金属を使用した。
また、12インチのタッチスクリーンを装備。
シートはキルト模様が施され、クラフトマンシップを彷彿とさせる造り。
パワートレインの詳細はわからないが、ハイブリッドシステムを採用する模様だ。
今後のベントレーの2シーターの方向性を示すモデルということで、コンチネンタルGTのようにGT3化されるのか楽しみなコンセプトカーだ。