今年のジュネーブモーターショーで”公道でも使用できるレーシングカー”を謳う「911 GT3 RS」を発表したポルシェだが、軽量化を果たしたサーキット専用マシン「911 GT3 R」を新たに発表した。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースの開催に併せて現地で発表された911 GT3 Rは、ドア、エンジンカバー、リアウイング、ホイールアーチ、フロントとリアエプロンにカーボンを使用し、ウィンドウもポリカーボネートを使って軽量化を果たした。
パワートレインは4リッター・フラット6で、可変バルブタイミング直噴エンジンを採用し、出力は500馬力。
これを6速トランスミッションを介して路面にパワーを伝達する。
気になるお値段は429,000ユーロ(5800万円)。
今年12月に出荷が開始され、レースデビューは2016年1月にデイトナで開催される「2016ロレックス・デイトナ24時間耐久レース」になる見込みだ。