フェラーリは、「F12 Berlinetta」のハードコアモデルである「TDF(Tour de France)」を発表した。
このモデルは限定799台のみの新型モデルで、レーススペックのタペットと可変ジオメトリーインテークトランペットを組み込んだ6.3リッターV型12エンジンを搭載し、出力は769bhpにアップ。
アップシフト30%、ダウンシフト40%も高速で作動するデュアルクラッチトランスミッションを採用。
車輌重量は1520kgで、F12 ベルリネッタより110kgの軽量化を果たした。
0-100km/h加速は2.9秒、また5秒を加算した7.9秒で200km/hまでの加速を終了させる。
フロントタイヤも8%ワイドなサイズのものを装着している。
正式はデビューは11月に行われる「Ferrari World Finals」を予定している。
価格などの詳細は不明だが、F12ベルリネッタが3500万円ほどであったことを考慮すると、5000万円前後と見られている。