2017D1GP最終戦RD7、横井が優勝を果たすも藤野が単走・追走シリーズチャンピオンを獲得!

2017 D1グランプリの最終戦となるラウンド7が10月7日、東京港区・お台場特設会場で開催された。

シリーズ上位ランカー24名までが出場を許される最終戦の単走では、朝まで降っていた雨も次第に止み、練習時にはウェットだった路面が、昼の単走決勝を迎える頃には所々に濡れている程度のコンディションにまで回復した。

ポイントリーダーの藤野秀之としては、初タイトルに向けて単走を上位につけることで、追走でも有利に展開してチャンピオンを確定したいところ。

チャンピオンの可能性を残して最終戦に駒を進めたのは横井昌志、平島明、川畑真人、斎藤太吾の合計5人。

単走決勝では、川畑真人が1本目にセクター4に入るところでコースからはみ出して減点され、平島も1本目に振り出しでミスが出る。
二人とも2本めで追走トーナメント出場を果たしたが、チャンピオン争いが非常に難しくなる位置で追走トーナメントに臨む展開に。

一方で横井は99.31、さらに齋藤は99.59というトップスコアを一発で叩き出し、上位を奪い合う展開に。

最後に出走した藤野は、ほぼノーミスで全てのセクターを高得点でまとめ上げると、99.39で2位につけた。
この結果、単走シリーズチャンピオンは藤野が獲得した。

単走は齋藤太吾がチャンピオンとなったものの、藤野も2位通過となり、単走・追走のダブルタイトルでのシリーズチャンピオン獲得に向けて一本前進を果たした。

陽も傾き始めた16時30分に追走トーナメントが始まると、チャンピオン獲得の可能性を残した齋藤、川端、平島がベスト16を順当に勝ち上がってタイトルに望みをつなげる。
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続いて登場した藤野の相手は、ラウンド5エビスの決勝でも対戦した小橋正典。今季の若手台頭の筆頭ともいえる小橋は、今季通じて安定した成績を残してきた藤野を前に、1本目は小橋が進入で離された位置からコーナーで詰めより、なんとか藤野から1ランク取ることに成功したが、2本めでは藤野が終始小橋にビタ付けする圧巻の走りで会場を沸かすと、2ランク差を付けて小橋を逆転し、ベスト8に進出。
これでチャンピオン争いは横井のみが可能性の残る結果となった。

迎えたベスト8では、藤野は松井有紀夫と対戦。しかし1本目に松井のマシンに駆動系トラブルが発生してリタイヤしたことにより、藤野は今季シリーズチャンピオンを確定した。

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タイトル奪還の可能性がなくなった横井ではあったが、岩井照宜、田中省己を次々と破って準決勝に駒を進めると、今季チャンピオン・藤野との対戦に。

「もうチャンピオンはなくなったので、楽しんで走ろう」と臨んだ横井は、1本目の後追いで藤野のインを取ると、終始藤野に寄せる走りでアドバンテージを獲得。

2本めでは藤野が横井のインを取り返す短い距離でドリフトに入るも、その先で姿勢を乱し、最終コーナーではインカットしてしまい、これが決め手となって横井が決勝進出を果たした。

迎えた決勝、逆の山からは今季のマシンに熟成を進めた齋藤太吾が勝ち上がった。
1本目の後追いで横井はスタートダッシュに成功するが、齋藤に大きく離されることなく付いていったものの、その判定はイーブン。
2本めに向けて有利となった齋藤は、ビタ付けて1コーナーに飛び込んだが、その咲で駆動系にトラブルが出てしまい走行不能に陥る。

この結果、横井がラウンド7を制して今季2勝目を飾った。

2017年のD1は、藤野がシリーズを通して安定した走りを見せ、10人目のD1チャンピオンとして今期を締めくくった。

来季は選手会長を平島が務めることになり、選手とファンがより一層近づくシリーズとして帰ってくる予定だ。

 

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