GTA、2018年大会の決勝出走台数と鈴鹿10時間耐久参戦に関しての条件を発表

スーパーGTシリーズを統括するGTアソシエーション(GTA)は2月27日、今季の決勝出走台数及び鈴鹿サーキットで8月に開催される第47回サマーエンデュランス「鈴鹿10時間耐久レース」へのSGTエントラントが参戦する場合の条件について明らかにした。

2018年最大決勝出走台数は昨年と同様で、以下のように規定された。

Rd.1 岡山 45台
Rd.2 富士 45台
Rd.3 鈴鹿 45台
Rd.4 タイ 42台※
Rd.5 富士 45台
Rd.6 SUGO 43台
Rd.7 大分 45台
Rd.8 もてぎ45台

※予定。現地特別参加を除く

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また、鈴鹿10時間耐久レースに関しては、SUPER GTスポーティングレギュレーション(競技規定)の第10条4項で「GTAが認可した場合を除き、参加車両が本シリーズ以外のレースに参戦することは認められない」と他レースへの参加を制限しているが、鈴鹿10時間耐久レースにおいては、下記の概要で参加を認められた。

SUPER GT参加エントラントの鈴鹿10時間耐久レースへの参戦の条件

※下記の内容は、2018年GTAブルテン No.001-Sよりの抜粋です。エントラント関係者は必ず該当ブルテンにて確認ください。

○参加条件

1. エントラント
2018年SUPER GTシリーズに公式登録しているエントラントであること。

2. 参加車両

(1)2018年SUPER GTシリーズのGT300クラスに実際に参加している車両
(2)2017年以前にSUPER GTシリーズのGT300クラスに実際に参加していた車両
いずれの車両も装着するタイヤは、鈴鹿10時間耐久レースのプロモーターが承認・登録したピレリ製タイヤとする。

3. ドライバー

2018年SUPER GTシリーズに公式登録されていないドライバーの起用が認められる。

○2018 年SUPER GT シリーズポイント付与について

鈴鹿10時間耐久レースは、SUPER GTシリーズのチームポイント、ドライバーポイントともに対象外になる。

○プライベートテストについて

鈴鹿10時間耐久レースのオーガナイザーが承認・登録したピレリ製タイヤを装着してテストを行う場合は、
SUPER GTシリーズのプライベートテスト規制は適用されない。

 

鈴鹿10時間耐久レースは、すでにエントリー受付を開始しており、鈴鹿サーキットの公式サイトによればSUPER GT参戦エントラントからは、GOODSMILE RACING & TeamUKYO、CarsTokaiDream28、GAINER、Modulo Drago CORSEなどが参戦表明を行っている。

同レースは、EUROSPORT/DISCOVERYを通してヨーロッパ・アメリカ・アジアなど世界75ヶ国以上で放送が実施され、国内ではテレビ東京系列のBS放送局「BSジャパン(7ch)」がスタート・ゴールを中心とした一部時間帯のリアルタイム無料放送する。
さらに動画配信サービスによる完全生中継も行われる予定だ。