北米の自動車メーカー・キャデラックは、プロトタイプカーでのIMSA耐久選手権に復帰することを表明した。
同メーカーは2002年までIMSAシリーズに参戦していたものの、その後撤退している。
これはキャデラックのATS-VやCTS-VなどのV-Performanceモデルの宣伝を兼ねたプロモーションの一環で、参戦マシンは「DPi-VR」と名付けられる。
DPi-VRには6.2リッターV8エンジンをミッドマウントに搭載し、600馬力を発生する。
パワーとトルクはIMSAの規格に準拠しなければならないが、このエンジンはCTS-Vとほぼ同様のパワートレインを用いることになる。
車重は930kgを切るようで、空気の取り込み口を含むボディワーク、ホイールは市販車を模したデザインを受け継ぐそうだ。
まだこの情報以外の詳細は明らかになっていないが、キャデラックがレースシーンに戻るということで、北米でも往年のファンには嬉しいニュースとなっている。