2017 D1グランプリの第3戦が6月25日、茨城県・筑波サーキットで単走決勝と追走決勝が開催された、
午前に開催された単走決勝では、今大会よりニューマシン「S2000」を投入した日比野哲也選手が、本日唯一となる100点超えを記録。
100.15を叩き出し、他を圧倒して単走優勝を果たした。
続く午後からの追走決勝では、準決勝でTEAM TOYO TIRE DROFTの川畑真人、末永正雄両選手が激突。
結果は2本めで末永選手が1コーナーでコースオフを喫し、下克上とはならなかったが、2台の35GT-Rが繰り広げる同門対決は大いに盛り上がりを見せ、川畑選手の決勝進出で幕を閉じた。
【追記】Team TOYO TIRE DRIFT Youtube動画
決勝で川畑選手が相まみえたのは、もはや近年のD1GPでは因縁の対決となった齋藤太吾選手。
両選手とも開幕戦のTOKYO DRIFTでは苦戦していたニューマシンをキッチリ仕上げてきており、これまで数々の名勝負を演じてきた。
2人の対決は、これまで9勝5敗で齊藤選手がアドバンテージを持っているが、決勝に向けて川畑選手は同チームの藤野選手からのアドバイを受けた。
これまで追走トーナメントで慎重になりすぎていた「消極的な」振り返しをする川畑選手に、藤野選手は練習走行で出来ている大きな振り返しに切り替えることを提案。
この結果、コーナリング時の旋回が早まり、より速くアクセルを開けられるメリットを得た川畑選手が、2015年第3戦 TSUKUBA DRIFT以来となる2年ぶりの優勝を掴んだ。
【追記】Team TOYO TIRE DRIFT Youtube動画
3位には準決勝で川畑選手に敗れた末永選手が滑り込んだ。
その他の結果は以下の通り。
単走決勝 結果
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
1 | 8 | 日比野 哲也 | AP1 | 100.15 |
2 | 35 | 川畑 真人 | R35 | 99.91 |
3 | 39 | 末永 正雄 | R35 | 99.60 |
4 | 7 | 松井 有紀夫 | FD3S | 99.54 |
5 | 87 | 齋藤 太吾 | X245A | 99.01 |
6 | 15 | 植尾 勝浩 | S15 | 98.74 |
7 | 60 | 今村 陽一 | ZN6 | 98.70 |
8 | 55 | 寺町 邦彦 | S15 | 98.62 |
9 | 2 | 田中 省己 | S15 | 98.64 |
10 | 45 | 畑中 真吾 | JZX100 | 98.15 |
11 | 22 | 手塚 強 | ZN6 | 98.11 |
12 | 6 | 内海 彰乃 | S15 | 97.91 |
13 | 75 | 平島 明 | S15 | 97.84 |
14 | 66 | 藤野 秀之 | RPS13 | 97.70 |
15 | 36 | 髙橋 和己 | JZX100 | 97.49 |
16 | 33 | 林 和樹 | ZN6 | 97.45 |
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲ |
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. |
17 | 27 | 小橋 正典 | SXE10 | 97.38 |
18 | 5 | 高山 健司 | GRS191 | 97.32 |
19 | 70 | 横井 昌志 | S15 | 97.21 |
20 | 78 | 上野 高広 | JZZ30 | 95.58 |
21 | 99 | 松川 和也 | AE85 | 95.05 |
22 | 61 | 渕上 勝 | S15 | 94.86 |
23 | 77 | 岩井 照宜 | NA6CE | 75.63 |
24 | 16 | 山口 孝二 | S14 | – |
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【執筆中】