写真提供:pincars.jp
F1開幕を目前に控えた3月17日、Red Bull Toro Rosso Honda DAY in TOKYOが東京・港区の六本木ヒルズアリーナで開催された。
プレシーズンテストで、チーム史上かつて無いほどの走行距離を走破したトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー、ピエール・ガスリーの両ドライバー、チーム監督のフランツ・トスト氏を迎え、開幕まで1週間を切ったタイミングでのキックオフイベントとなった。
ホンダエンジンと共にプレシーズンテストに臨んだ両ドライバーは、最初の4日間に稼いだマイレージや、2度目のテストにおけるマシンのパフォーマンスの確認など、多岐に亘るテストのメニューを消化しきれたことに大いに満足している様子。
今季の抱負も、前半戦ではポイントを、中盤戦ではトップ5、そして終盤戦までには表彰台が獲得できるよう、マシンやエンジンのアップデートを重ねていくことが語られた。
そしてこのイベントの中で、突然のサプライズが沸き起こる。
「マシンに名前はつけたか?」というファンの質問に答えるハートレーは、「まだ付けてない。何かオススメがあればツイッターに投稿して」と提案すると、トスト氏は「採用した人は鈴鹿に招待するよ」というビッグサプライズが発表された。
応募はツイッターでチームかハートレーのアカウントに「#namethecar」のハッシュタグと共にマシン名を添えるだけ。
ツイッターアカウントは以下の通り
ブレンドン @BrendonHartley
トロロッソ @ToroRosso
ハッシュタグ #namethecar
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今季開幕を目前に控え、新たなパートナーシップを結んだチームは終始、明るい雰囲気を日本のファンの前で漂わせていた。
過去に辛酸を舐めたホンダも、トロ・ロッソとの新たなパートナーシップによって自信を取り戻しつつある。
今季の活躍を期待せずにはいられないところだが、ホンダの山本部長は「奇跡は起こせないけど、着実に一歩一歩チャレンジしながら前に向かっていく。僕らが最後までやり続けるのが大切。」という発言に、困難にチャレンジする情熱をホンダは失っていない姿勢が垣間見れた。