ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、充実した装備とさらに効率が高められたニューカイエンおよびカイエンGTSの予約受注を2014年11月8日(土)より全国のポルシェ正規販売店にて開始いたします。
ニューカイエンGTSは、その名前自体が卓越したスポーティな性格を表しています。3つのアルファベット、GTSのルーツは1963年にデビューした904カレラGTSにまで遡ります。2007年、カイエンGTSは、そのイニシャルを現代に甦らせた初めてのポルシェとなりました。それ以来、GTSはポルシェにおいて極めてスポーティなモデルを意味しています。カイエンGTSと同時に新しくモデルレンジに加わるニューカイエンは、最適化された3.6リッターV型6気筒ガソリンエンジンを搭載いたしました。
ポルシェのドライバーは、2ドアであっても4ドアであっても、自身のポルシェがスポーティであることを望みます。カイエンGTSは、現在ポルシェで最も成功しているモデルレンジの中で11パーセントという高い割合を占めています。4ドアスポーツカーであるカイエンモデルレンジは、これまで長年にわたりポルシェの成長に大きく貢献してきました。カイエンモデルレンジにより、ポルシェは広範囲でダイナミックなラインナップを今後も継続して提供してまいります。
カイエンGTSの3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、カイエンSに搭載される新しいパワーユニットをパフォーマンス重視で最適化したものです。このエンジンは、燃料消費量を低減させながらより高い性能を発揮します。V型8気筒自然吸気エンジンを搭載した先代モデルと比べ、最高出力は20PS高められて440PSを発生し、最大トルクは85N・m増大して600N・mとなる一方で、燃料消費量は100kmあたり0.9リッター低減されています。カイエンGTSの0-100km/h加速タイムは5.2秒、スポーツクロノパッケージを装着した場合は5.1秒で、それぞれ先代モデルより0.5秒そして0.6秒短縮されています。最高速度は262km/hに達します。標準装備されるスポーツエグゾーストシステムは、たくましいGTSサウンドを奏でます。
カイエンGTSは、特にそのサスペンションにより、まぎれもないダイナミクスを発揮してドライバーを魅了します。標準装備のポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)には、特にスポーティなセッティングが施され車高はカイエンSと比べて24mm低く設定されます。これに対し、オプションのエアサスペンションを装着した場合にはカイエンSと比較して車高が20mm低く設定されます。さらに、カイエンターボから流用されたブレーキシステムも標準装備に含まれており、フロント390mm、リア358mmのディスクにターボモデル特有のレッドに塗装されたブレーキキャリパーが組み合わされます。
特徴的なデザインも、カイエンGTSの外観をスポーティに見せています。標準装備として、カイエンターボと同じ大型エアインテークを備えるフロントセクションとスポーツデザインパッケージがあります。このパッケージでは、輪郭が際立つサイドシルとホイールアーチエクステンションに加え、ルーフスポイラーとリアロアパネルもボディカラーと同色に塗装されます。全てのロゴ、20インチRSスパイダーデザインホイール、エグゾーストテールパイプ、バイキセノンヘッドライトの内側、およびティンテッドルックのLEDテールライトのフィッティングは、いずれもブラックに塗装されており、印象的なコントラストを生み出します。フロントドアには、際立つGTSロゴが新たに備わります。
スポーティな性格はインテリアにも及んでいます。標準装備のレザー/アルカンターラ仕上げのGTSスポーツシートには、8-way電動調節機能が組み込まれ、ヘッドレストにはGTSロゴがあしらわれます。アルカンターラは、インテリアの素材として広範囲に使用されています。オプションとして用意されるカーマインレッドまたはロジウムシルバーのGTSインテリアパッケージでは、レブカウンターフェイス、デコレーティブステッチ、ヘッドレストのロゴ、およびシートベルトがコントラストカラー仕上げとなります。
新しいベースモデルとなるカイエンに使用されるエンジンは、最高出力300PSを発生するお馴染みの3.6リッターV型6気筒自然吸気エンジンです。カイエンの0-100km/h加速タイムは先代モデルより0.2秒速い7.7秒(スポーツクロノパッケージ装着車は7.6秒)で、最高速度は先代モデルと同じく230km/hです。
ニューカイエンの各モデルと同じく、カイエンも、コースティング機能やオートスタート/ストップ機能、サーマル・マネージメントシステムといった全般的な効率化対策の恩恵を受けています。その結果、燃料消費量は先代モデルよりも0.7リッター/100km低減されて9.2リッター/100kmとなり、これによりCO2排出量は21g/km低減されて215g/kmとなっています。
ニューカイエンも先代モデルと比べていっそう充実した標準装備を誇ります。その中には、オートスタート/ストップ機能とコースティング機能を備える新しい8速ティプトロニックSに加えて、パドルシフト付マルチファンクションスポーツステアリングホイール、オートマチックテールゲートなども含まれます。
カイエンとカイエンGTSは、ロサンゼルスモーターショー2014において11月19日にワールドプレミアを果たします。
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