三重県・鈴鹿サーキットで開催されたD1グランプリ第2戦 SUZUKA DRIFTは5月17日、快晴のもと追走予選、決勝が行われた。
決勝で相まみえたのは追走の常連にして強豪、川畑真人選手と斎藤太吾選手。
二人は1000馬力マシンを華麗に操り、危なげなく決勝に進出。
しかしこの時、川畑選手はマシンのクラッチが滑ってしまうトラブルが発生し、クラッチの温度が上昇。
スタートまでの修復可能の時間いっぱいを使ってマシンを冷やす作戦を採るも、十分に性能を発揮することが出来ない状態に陥ってしまった。
それでも1コーナーへのアプローチスピードを234km/hというハイスピードで進入する斎藤太吾選手を必至に追うも、一歩及ばず。
華麗な追走をカンペキにまとめた斎藤選手が追走優勝を果たした。
斎藤太吾選手は「川畑選手を倒してこそホンモノの追走チャンピオン。本日は調子が悪かったようですが、それでも勝ちは勝ち。次回は万全の状態で勝ちたい」と喜びを表した。
準優勝に終わってしまった川畑選手は、それでも表彰式で爽やかな表情を浮かべていた。
というのも、追走二本目、前を走る川畑選手はDOSSで100.00を叩き出す快走を見せた。
「今まで前を走る時には良い走りができなかったんですけど、今日は納得の走りが出来ました」と、勝負には負けてしまったが、本人は納得の走りが出来たようだ。
3位決定戦では末永直登選手が廣田選手を二本目に大きく引き離して勝利を飾った。
持ち前の明るいキャラクターで表彰式を盛り上げた。
おまけ
今回も優秀な鈴鹿のスタッフが路面復旧など、手早い作業を見せた…かもw