国内屈指のモータースポーツイベントの多い富士スピードウェイだが、周辺に御殿場や富士五湖、当然富士山といった観光名所を多く抱える地域だけに、帰りの渋滞にウンザリ…なんて経験をした人も多いだろう。
長時間サーキットで徒歩を繰り返し、帰り道は大渋滞とは悪夢そのものだ。
そんな時に富士スピードウェイから相模原、厚木、八王子や多摩地域方面を目指す方にお勧めな道が知ってる人には超有名、知らない人は全然知らない「明神峠→三国峠→道志みち」のルートだ。
!急勾配、急カーブが続く道です。
!サーキット帰りの疲労時にも細心の集中力・注意力が必要になるルートです。
!ご自身の体調・運転技量を考慮した上で、自己責任でルートを選択して下さい。
!多少でも運転に不安がある場合は、このルートは選択しないで下さい。
!崖下に一直線なんて不幸も起きかねず、当サイトでも責任は持てません。
では早速ご案内する。
富士スピードウェイ東ゲートを出たら左折。
東方面へ約1キロ進むと、「山中湖方面」を示す看板が見える。
この看板が見えた時には即左折が必要になるので、あんまり飛ばし過ぎないようにご注意を。
そして、ここから明神峠(県道147号線)から三国峠、山中湖に抜けるルートの始まりである。
急勾配の登坂、見通しの悪いカーブが続く片側1車線の峠道である。
このルートは山中湖まで20分少々で抜けられる道だが、後方から走り慣れた車両が追い付いてくる事も多いにも関わらず、譲る場所が限られているので、見通しの良い直線や路側帯に余裕のある場所を見つけ次第、後方の車両に道を譲り、無理をしないことをおすすめする。
さらに運転を困難にさせるのが霧の存在。
富士スピードウェイが悪天候の際は、明神峠ではかなりの確率で霧が発生する。
視界不良時には低速走行を心がけ、ポジションランプやフォグランプ、必要であればを前照灯を点灯させるなど、安全対策を怠りなく。
さて、無事に明神峠、三国峠を11.4kmを走破すれば山中湖に出る。
この突き当りを右折、右折した先ですぐまた右折というダンジョンが発生するので、注意が必要なポイントである。
ちなみに山中湖に出るこのポイントで、大幅な渋滞に遭遇することがある。
この場合は、少し戻ったポイントから道志みちに抜けることが可能。
ローソンの看板が目印。
時間帯によってはテニス少年たちが歩いているので、細心の注意を払って徐行しよう。
さて、これをクリアすると、いよいよ道志みちに突入である。
総延長約40kmの峠道の始まりである。
道志みちに入って少し走ると右手側にローソンが見えるが、コンビニはこれを逃すと、しばらく出てこないので、お手洗いや小休憩を考えるならローソンがオススメである。
途中に出てくる「道の駅 道志」などでも充分な休憩を摂ることをおすすめする。
道志みちのルート(早送り)
ビデオを観ていただければわかるのだが、ルート終盤ではセンターラインが消える細い道が出てくるので、ここもすれ違いなどに注意を要するポイントだ。
ひたすら40kmの道を走ると、青山交差点で、道志みちは終了する。
厚木・海老名方面は右折、八王子、相模原、町田、多摩方面は左折。
以上で終了となる。
とにかく信号が少なく、スムーズに進むことが多い道路なので、東名高速道路の渋滞が御殿場に迫る勢い、中央高速道路もビッチリ詰まっているという場合は、有効なルートである。
くれぐれも運転技量に見合った道路を選択し、安全運転を心がけるように注意されたい。
なお、このルートを選択してのトラブルなどの責任は、当サイトでは一切負うことができないので、すべて自己責任でのルート選択を心がけること。