D1GP TSUKUBA DRIFTが茨城県・筑波サーキットで開催された。
今回の筑波戦はRd.3とRd.4のデュアルファイナルでの開催となり、本日6月25日はRd.3の単走、追走が実施された。
午前中に開催された単走ファイナルでは、今回からマシンをチェイサーにスイッチした齋藤太吾選手が1本目に全選手唯一の100点超えとなる100.23を叩き出し、圧倒的な強さを見せつけて優勝を決めた。
午後の追走ファイナルでも齋藤選手は快調に勝ち上がり、決勝に駒を進める。
待ち受けたのは横井昌志選手。
どちらの選手もスタート地点から1コーナー(筑波2ヘアピン)での場所取りを巡る駆け引きが繰り返される激しいぶつかり合いになり、両者が激しい火花を散らす展開となったが、横井選手は齋藤選手の後追いに遅れが出てしまい、万事休す。
齋藤選手の開幕3連勝を許してしまった。
齋藤選手は「横井選手が勝ち上がってきたのは予定通りではなかったけど、1コーナー(筑波2ヘアピン)での駆け引きは楽しかった。マシンも変わり、今回は非力なマシンだったけど、これで『マシンが良いから勝てている』とは言われないで済む。明日はデュアルファイナルの第4戦で、ここでも優勝してシリーズチャンピオンを決めたい」
とコメントし、早々とシリーズチャンピオン争いに終止符を決めてしまいかねない状況だ。
2位の横井選手は「まわりはモンスターマシンだらけの状況で、ボクは金魚みたいなもん。金魚なりに1コーナー(2ヘアピン)でちょっかいを出してみたけど、どうにもならなかった。だけどボクはストリートリーガルを代表してここにいるので、今後も上位を狙ってがんばりたい」と頼もしいコメント。
3位に滑り込んだのは川畑真人選手で、早々に今シーズンの争いに決着を付けたいと言い放った齋藤選手に対し「今、天狗になっているだろうから、鼻っ柱をへし折ってやりたい。明日は早い段階で齋藤選手と当たって、勝ち上がる」と強気のコメントを出した。
明日の6月26日はD1GP TSUKUBA DRIFTデュアルファイナルのRd.4が開催される。
単走結果
単走決勝 結果
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. | 2nd Ave. |
1 | 87 | 齋藤 太吾 | JZX100 | 100.23 | 0.00 |
2 | 51 | 岩井 照宜 | NA6CE | 99.39 | 0.00 |
3 | 1 | 川畑 真人 | R35 | 99.15 | 98.79 |
4 | 19 | 日比野 哲也 | JZA80 | 98.98 | 92.07 |
5 | 66 | 藤野 秀之 | RPS13 | 97.91 | 97.04 |
6 | 2 | 田中 省己 | S15 | 97.90 | 96.59 |
7 | 14 | 村山 悌啓 | S14 | 97.78 | 97.76 |
8 | 86 | 田所 義文 | AE86 | 97.75 | 78.55 |
9 | 75 | 平島 明 | S15 | 97.44 | 97.43 |
10 | 70 | 横井 昌志 | S15 | 97.41 | 96.54 |
11 | 10 | 松山 北斗 | JZX100 | 97.26 | 97.16 |
12 | 78 | 上野 高広 | JZZ30 | 97.06 | 95.77 |
13 | 32 | ポン | Z33 | 96.96 | 95.60 |
14 | 16 | 山口 孝二 | S14 | 96.95 | 96.84 |
15 | 77 | 三木 竜二 | FD3S | 96.86 | 82.40 |
16 | 97 | 寺町 邦彦 | S15 | 96.57 | 95.37 |
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲ |
Pos. | No. | Driver | Car | Best Ave. | 2nd Ave. |
17 | 5 | 高山 健司 | GRS191 | 96.43 | 96.40 |
18 | 8 | 時田 雅義 | ZN6 | 96.30 | 96.07 |
19 | 57 | 廣田 友和 | JZX110 | 96.12 | 95.12 |
20 | 23 | 箕輪 慎治 | Z34 | 95.92 | 95.61 |
21 | 92 | 高橋 邦明 | GRX130 | 95.91 | 95.20 |
22 | 81 | 唄 和也 | RPS13 | 95.84 | 81.45 |
23 | 62 | ディーマ | JZX100 | 95.22 | 90.59 |
24 | 38 | 深田 真弘 | JZX100 | 94.44 | 94.03 |
追走決勝トーナメント結果