スーパーGT 第8戦 決勝結果 GT300クラスはVIVAC TEAM TSUCHIYAが今季2勝目でシリーズチャンピオンを決定!

スーパーGT最終第8戦が11月13日、栃木県・ツインリンクもてぎで決勝レースを迎えた。

GT300クラスでは、#25VivaC TEAM TSUCHIYA 土屋武士/松井孝允選手組がライバルとの激しい接戦を展開し、一時はLEONやUPGARAGEに先行を許して10位まで順位を落とす苦しいレースを展開する。しかしセカンドスティントが進むにつれ本来の調子を取り戻して上位を行くマシンを猛追し、37周目にV字コーナーでトップを走る#31 TOYOTA PRIUS aprをパスするとトップに立つ。突き放すことに成功するも、残り6周でaprによって再度のテールトゥノーズの接近戦に発展。しかし松井選手の落ち着いたっ走りでPRIUSに付け入る隙を見せること無く1時間32分12秒578でトップチェッカーを果たした。

決勝後のインタビューでツチヤ選手は、前日と同じタイヤで本日の決勝に臨んだものの、これが機能いせず、ピットインで「見たこともないレベルまで空気圧を下げ」て2ndスティントに臨んだ結果、これが見事にハマったと分析した。

この結果、VivaC TEAM TSUCHIYAが2016年シリーズチャンピオンを決めた。

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all photos taken by 正木寛之

2位には終始レースをリードしながらもVivaCに逆転を許した#31 TOYOTA PRIUS apr 嵯峨宏紀/中山雄一選手組が最期までトップを苦しめる戦いを展開するも、一歩及ばず0.929秒差で2位フィニッシュとなった。

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3位には5番手グリッドからスタートした#4 グッドスマイルレーシング初音ミク 谷口信輝/片岡龍也選手組が、スタートでは6位にまで沈んでしまったが、上位陣のトラブルや、レース終盤で3位を走るB-MAX NDDPに接触しながらもオーバーテイクすること成功。順位を着実に上げていって、ついには表彰台にまで上り詰めた。

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レース後のインタビューは以下の通り

土屋武士選手

「はじめ前半、かっこ悪いなぁと思いながら走った。昨日と同じタイヤチョイスをしたけどダメだった。その後、いろいろなことをして当たった。詳しくは言えないけどね。そんなことよりも、今日の孝允はかっこよかった。(Q 2年でチャンピオン、有言実行?)正直なにが起こっているのか解らなくて、20何年やってるんだけど、孝允が(500に行きたいと)嬉しいことをいってくれた。まぁまたタカミツみたいな若い子をチームのために育てたいな。そのためには(孝允がチームを)やめなきゃいけないし、トヨタだけじゃなくても欲しいと思う人、みんなもGT500で観たいと思う(選手な)ので、是非行ってもらいたいと思う」

松井孝允選手

「広島出身なので(カープ・ジョンソン選手の名言)『サイコーでーす!』。(シーズンエンドイベントで)1年間、応援ありがとうございました。ボクは去年、スーパーGTデビューして、しばらく走れない時期もあったけど、レースだけじゃなくてここまで来れてる。ここはゴールじゃないので、まだまだ上を目指して行くので、応援よろしくお願いします。ここにいるファンの皆さん、どうもありがとうございました。」

その他の結果は以下の通り

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2016年シーズンポイントランキングは以下の通り

【執筆中】