2017 スーパーGTの第5戦が8月5日、静岡県・富士スピードウェイで開幕し、公式予選が開催された。
GT500クラスでは今シーズン、LEXUS勢の優勢が続いているが、昨年の同レースでは日産勢とホンダ勢が上位4台を独占しただけに、再来を狙って各陣営が火花を散らした。
しかし朝のフリープラクティスでは#19 WedsSport、#37 KeePer TOM’S、#36 au TOM’Sが上位3台を占めるなど、LEXUS勢の優勢が際立つ結果に。
そして迎えた午後の公式予選Q1では、残り2分で#23 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生がトップに立つと、そのタイムを守りきってトップ通過を果たす。
さらに2番手にS-Road 千代勝正、3番手にkeeper 平川亮、4番手に#24 フォーラムエンジニアリング J.P.DE.オリベイラが続き、NSX勢も#8 ARTA、小林崇志、#17 KEIHIN 小暮卓史がQ2に進出した一方、シリーズランキングトップの#6 WAKO’S 4CR 大嶋和也、#1 DENSO KOBELCO SARD ヘイキ・コバライネンがQ1で敗退する結果となった。
続く予選Q2では、日産勢3台、LEXUS勢3台、HONDA勢が2台という各社均衡した展開で始まった。
スポンサーリンク
予選Q2が動いたのは最後の3分。
auが計測ラップに入って最初にタイムを出すと、その後はKEIHIN 塚越広大、NISMO ロニー・クインタレッリがタイムを更新していき、次々とトップに立つ。
NISMOで決まりかと思われた刹那、GT300クラスでもポールポジションを決めたARTA 野尻智紀がQ2残り11秒でトップに浮上。
このままチェッカーが振られ、ARTAはGT300クラス、GT500クラスのダブルポールポジションを成し遂げた。
2位は、前戦SUGOラウンドでも決勝2位に入った#46 S-Road GT R 本山哲/千代勝正が入った。
3位は#37 KeePer TOM’S 平川亮/ニック・キャシディが入った。
その他の結果は以下の通り
※曇/ドライ(天候/コース)
| 総合結果 | 1回目 |
Po | No | Machine | Driver | Q1 | Q2 | Tire | WH |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
8 |
|
野尻 智紀 小林 崇志 |
1’29.758 |
|
20 | |
2 |
23 |
|
松田 次生 ロニー・クインタレッリ |
1’29.423 |
|
52 | |
3 |
36 |
|
中嶋 一貴 ジェームス・ロシター |
1’29.733 |
|
72 | |
4 |
17 |
|
塚越 広大 小暮 卓史 |
1’29.775 |
|
36 | |
5 |
24 |
|
佐々木 大樹 J.P.デ・オリベイラ |
1’29.667 |
|
6 | |
6 |
38 |
|
立川 祐路 石浦 宏明 |
1’29.742 |
|
60 | |
7 |
37 |
|
平川 亮 ニック・キャシディ |
1’29.534 |
|
74 | |
8 |
46 |
|
本山 哲 千代 勝正 |
1’29.520 |
|
46 | |
9 |
1 |
|
ヘイキ・コバライネン 平手 晃平 |
1’29.921 |
|
70 | |
10 |
12 |
|
安田 裕信 ヤン・マーデンボロー |
1’29.964 |
|
14 | |
11 |
6 |
|
大嶋 和也 A.カルダレッリ |
1’29.985 |
|
82 | |
12 |
16 |
|
武藤 英紀 中嶋 大祐 |
1’30.005 |
|
14 | |
13 |
64 |
|
ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 |
1’30.045 |
|
6 | |
14 |
19 |
|
関口 雄飛 国本 雄資 |
1’30.189 |
|
18 | |
15 |
100 |
|
山本 尚貴 伊沢 拓也 |
1’30.322 |
|
38 |
決勝レースは明日8月6日、15時25分よりスタートする。