2017 スーパーGT第3戦が5月20日、大分県日田市・オートポリスで開幕し、快晴のもと公式予選が開催された。
GT500クラスでは、午前の公式練習でも2位につける好調ぶりを見せていた#17 KEIHIN REAL RACING 小暮卓史選手がQ1残り1分というところでコースオフ。マシンに大きなダメージを受けてしまった。
代わりに気を吐いたのは、公式練習からトップタイムをマークしていた#100 TEAM KUNIMITSU 山本尚貴/伊沢拓也選手組が1分33秒740で、2位以下に0.6秒という大差を付けて9年ぶりとなるポールポジションを獲得した。
2位には、日産勢で唯一Q2進出を果たした#46 S-ROAD MOLA 本山哲/千代勝正選手組が1分34秒331でフロントローを獲得した。
3位には#1 LEXUS TEAM SARD H.コバライネン/平手晃平選手組が1分34秒749続いた。LEXUS勢はQ2進出8台中5台を占めたが、1-2をHONDA、日産に明け渡してしまう結果となった。
予選後インタビューは以下の通り
伊沢拓也
「この前(4月)の(タイヤ)テストから調子がいいのはわかっていた。なおさら緊張してプレッシャーもあったけど、良いタイムで山本選手につなげた。その後の山本選手の素晴らしい走りでポールが取れた。正直、こんなにうまく行って良いのかなという驚きの週末なんだけど、明日もいいレースが出来るように頑張りたい。」
山本尚貴
「走り初めからバランスも良く、こんなに調子の良い週末は久しくなかった。身に覚えがないくらい調子いい。新体制になって結果が欲しかったので、ポールポジションで結果を出せた。チームに感謝したい。」
高橋国光監督
「ドライバーが完璧に走り、完璧な予選だった。久しぶりに感じるが、関係者、みなさんの努力の結果。やはりレースなので、本番でがんばらければいけない。気を引き締めてチャレンジしたい。」
その他の結果は以下の通り
※晴/ドライ(天候/コース)
| 総合結果 | 1回目 |
Po | No | Machine | Driver | Q1 | Q2 | Tire | WH |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 100 |
| 山本 尚貴 伊沢 拓也 | 1’34.333 |
| 10 | |
2 | 46 |
| 本山 哲 千代 勝正 | 1’35.270 |
| ||
3 | 1 |
| ヘイキ・コバライネン 平手 晃平 | 1’35.227 |
| 30 | |
4 | 16 |
| 武藤 英紀 中嶋 大祐 | 1’35.635 |
| 4 | |
5 | 37 |
| 平川 亮 ニック・キャシディ | 1’35.305 |
| 62 | |
6 | 6 |
| 大嶋 和也 A.カルダレッリ | 1’35.549 |
| 60 | |
7 | 36 |
| 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | 1’34.962 |
| 24 | |
8 | 38 |
| 立川 祐路 石浦 宏明 | 1’35.084 |
| 58 | |
9 | 12 |
| 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | 1’35.675 | 6 | ||
10 | 19 |
| 関口 雄飛 国本 雄資 | 1’36.025 | 12 | ||
11 | 23 |
| 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | 1’36.296 | 24 | ||
12 | 64 |
| ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | 1’36.737 | |||
13 | 24 |
| 佐々木 大樹 J.P.デ・オリベイラ | 1’36.820 | 2 | ||
14 | 8 |
| 野尻 智紀 小林 崇志 | 1’36.961 | 6 | ||
15 | 17 |
| 塚越 広大 小暮 卓史 | 1’44.816 | 6 |