2017 スーパーGT第2戦、GT500クラス予選はZENT立川選手が自身のGT通算ポール獲得記録を22回に伸ばす!

2017 スーパーGT第2戦が5月3日、静岡県・小山町の富士スピードウェイで開幕し、公式予選が開催された。

GT500クラスでは、またもLEXUS勢同士でQ1のタイムを更新していく展開となる一方、アタック序盤でタイヤをロックさせてフラットスポットを作ってしまった#23 NISMO 松田次生選手が、苦しみながらもQ1最後の最後に8番手に滑り込み、Q2進出を果たした。

続くQ2でもLEXUS勢がタイムを更新し合う展開は変わらず、#38 LEXUS TEAM ZENT CERUMO 立川祐路/石浦宏明選手組が1分27秒825でポールポジションを獲得した。
立川選手は、自身が持つ通算最多ポールポジション記録を22回に更新した。

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このままLEXUS勢が上位を独占するかと思われたが、日産勢で唯一Q2進出を果たした#23 NISMO ロニー・クインタレッリ選手が、予選終了30秒前に1分28秒168でセカンドグリッドに滑り込み、LEXUS勢の牙城を崩すことに成功。

岡山でなめ尽くした辛酸を、この富士で晴らしたい日産勢にとって、明るいニュースとなった。

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3位グリッドには、午前の練習走行から好調だった#4 LEXUS TEAM LE MANS WAKO’S 大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ選手組が1分28秒241で続き、明日の巻き返しを図る。

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予選後記者会見の模様は以下の通り
石浦選手
「今回本命と言われていてプレッシャーだった。決してずっと順調だったわけではなく、午前も小さなトラブルがあった。占有時間に立川選手がニュータイヤでアタックする予定だったけど、ボクがアタックした。練習走行で(オールドタイヤだった)立川さんは29秒台で走り、Q2では27秒台で走ったのは、午前とは別世界だったと思う。1日通してちょっとずつ大変だったけど、クルマのフィーリングは予選にかけてよかったし、チームのお陰でありがたいな。立川選手もまとめてくれてありがたかった。

立川選手
「富士で速い車を作ってくれたLEXUS開発陣に感謝するのと、それをきっちり本番当日にポールを取れる状態に仕上げてくれたチームに感謝したい。午前のフリーでボクが少し乗って、その後フリー後半とサーキットサファリを石浦が走って仕上げてくれた。午前にボクが乗った状態ではなく、フィーリングが良くなったのはそのお陰。朝の練習走行では歳以後に石浦がトップを出し、Q1でもトップだった。自分的には行ける気がしなくて、自信なく(Q2に)行ったけど、思った以上にクルマが仕上がってて、なんとかうまくいけたかなと思う。LEXUS勢にとっても3年勝ってないホームの富士で、ポールを取れたのはプレッシャーにもなるけど、明日もこのまま行って優勝できるように頑張りたい。

その他の結果は以下の通り

【執筆中】

決勝レースは明日5月4日14時10分にスタートする。