JRP、2018スーパーフォーミュラ全戦への2スペックタイヤ供給を発表

スーパーフォーミュラを統括する(株)日本レースプロモーション(JRP)は1月11日、2018年シリーズ全戦への「2スペックタイヤ制」の導入を発表した。

2016年に公式タイヤサプライヤーとして横浜ゴム株式会社を迎え、同年第4戦もてぎ大会、2017年は第4戦もてぎ大会および第5戦オートポリス大会で「2スペックタイヤ制」を導入した結果、ピットストップ回数を含むタイヤ戦略の幅が広がり、オーバーテイクが増えた経緯がある。

中でも昨年のもてぎ大会では、15位スタートながらエンジンストールによって最後尾にまで順位を落としたREAL RACING 塚越広大が、ソフト→ソフト→ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略を採った結果、サイドバイサイドも難しかったツインリンクもてぎで周回ごとにオーバーテイクを見せる神がかった走りを見せたのは記憶に新しい。

よりコンペティブに進化するスーパーフォーミュラ2018年シーズンは4月21-22日の開幕鈴鹿戦を皮切りに、年7戦で争われる。