フェラーリは2月3日、「458イタリア」の後継モデル、「488GTB」を公開した。
比較画像:458イタリア
パワーユニットは各方面の予想通り従来のNAエンジンではなく、ツインターボ化した新型V8エンジンを搭載。
これは先代458イタリアの総排気量4.499ccから、3,902ccへとダウンサイジングされた新ユニットだが、生み出されるパワーは、最高出力492kW(670ps)/8,000rpm、最大トルク760Nm/3,000rpmとなり、それぞれプラス67kW(100ps)、プラス220Nmという大幅なアップデートを達成。
一般への正式お披露目は今春3月に開催されるジュネーブショー。
そこですべてのスペックが明らかとなる。
トランスミッションは、可変トルク制御システム搭載のF1-DCT、7段変速(デュアルクラッチトランスミッション)。
発表されたリリースでは、0-100km/hは、先代比で0.4秒速い3.0秒で、これは458イタリアのスペシャルモデルとして2013年夏に発表された「458 スペチアーレ」と同タイムであり、0-200km/hは0.8秒速い8.3秒をマークする化け物へと進化した。
最高速度は330km/h以上となり、フェラーリのフィオラーノでのラップタイムも458 スペチアーレよりも0.5秒速い、1分23秒フラット。
エクステリアデザインに関しては、フェラーリ・スタイリング・センターが手がけ、特徴的な大型のエアインテークは、オリジナルの「308 GTB」を意識した造形がなされた。
もちろんエアロダイナミクスでもダウンフォースは先代比で約50パーセントアップしたと発表。