ST600 ワンメイクタイヤ2年目タイパワーに対抗できるライダーは!?

ST600クラスもチャンピオン横江竜司が不在、ランキング3位の大久保光はスーパースポーツ世界選手
権に、ランキング6位の近藤湧也はJSB1000クラスにステップアップしたため、実力的には、ランキング2位
のデチャ・クライサー、ランキング4位のチャランポール・ポラマイのヤマハタイランドレーシングチームの2人が抜きん出ていると言えるでしょう。

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日本人ライダーでは、昨年ランキング5位となった前田恵助、このクラスで2年目を迎える岩戸亮介、榎
戸育寛が急成長を見せており、タイ人ライダーの2人に、どう対抗していくか注目されるところです。ベテランの星野知也がJ-GP2クラスからスイッチし、初めてST600クラスに参戦することも話題の一つでしょう。

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2016年シーズンは、ブリヂストンタイヤ・ワンメイク2年目。予選、決勝で1セットだった昨年から2セットに
変更されたことで若手ライダーにもチャンスが広がったと言えるでしょう。ルーキーも多く、いきなり上位に進出してくるライダーもいるかもしれません。デチャが2度目のタイトルを獲得するか!? それとも日本勢から
王者が誕生するか!? その答えは、最終戦の舞台となる鈴鹿で出ることになります。