LEXUSは、中国・北京で4月25日(月)~5月4日(水)に開催される第14回北京モーターショーに、マイナーチェンジした新型スポーツセダン「IS」を出展する。
ISはLEXUSセダンのラインアップにおいて、ユーザー層の拡大を担うスポーツセダンとして、ドライバーの意のままに操ることができる優れた操縦安定性とスポーティなデザインを特徴とし、支持を集めてきた。
今回発表の新型ISは、歴代ISが受け継いできた個性をさらに際立たせるため、エクステリアをよりアグレッシブなデザインとしたほか、内装の質感を向上させている。
また、サスペンションの熟成によるさらなるハンドリングの気持ち良さ、乗心地の質感向上により、ISならではの運転の楽しさを進化させている。
さらに、予防安全パッケージLexus Safety System +を新たに採用し、LEXUSのアイデンティティとも呼べる「先進性」を一層強化した。
エクステリアでは“Aggressive Sports”をデザインテーマとし、よりアグレッシブなデザインとしている。
具体的には、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、フロントおよびリヤバンパーを中心に、力強くスポーティなスタイリングを実現。
フロントまわりは、フェンダーからダイナミックにつながる塊感のあるバンパーコーナーにより、スポーティでアグレッシブな造形を追求。ヘッドランプはL字型のクリアランスランプと連続性を高め、内側に延長した特徴的な形状とし、鋭さを強調したデザインとしている。
LEXUSのデザインアイコンであるスピンドルグリルは、上下の比率を変化させ、グリル下部がより大きく広がり、両下端のブレーキダクトへ空気を導く機能性も表現した。
また“F SPORT”は、3次元F字メッシュパターンにジェットブラックメタリックコーティングを施した独自のスピンドルグリルに、ブレーキダクトと関連を持たせたサイドガーニッシュを組みあわせ、スポーティなイメージの付与と空力性能向上を両立している。
リヤビューは、リヤコンビネーションランプの内部に大胆な造形のL字を3つ層状に重ねた奥行きのあるデザインや、エギゾーストパイプの形状変更により、スタンスの良さを強調した。
インテリアは、マルチメディアディスプレイを10.3インチに拡大。ナビゲーションやオーディオの情報をより大きくより鮮明に表示するとともに、リモートタッチ側面にEnterボタンを設置し、操作性も向上。また、メーターフードは、スタートスイッチを押しやすい角度に調整したほか、フードステッチの通し方を変更することで、スポーティさを演出している。
また、ヒーターコントロールパネルとオーディオパネルを質感の高いヘアライン調に変更したうえで、大型化した二―パッドで両端から挟み込む構成とすることにより、車格感の向上を目指した。加えて、カップホルダーの使用性向上やアナログクロックの視認性向上など、細部に至るまで質感の高さと利便性を追求している。
また、予防安全パッケージLexus Safety System+を新たに採用。歩行者検知機能付衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献するステアリング振動機能付レーンディパーチャーアラート、夜間の前方視界確保を支援するためロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム、そして設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールをパッケージ化し、多面的な安全運転支援を強化している。
なお、新型ISの日本での発売は、2016年秋頃を予定している。
https://www.youtube.com/watch?v=Fx9huycj11M
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