全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦が静岡県・富士スピードウェイで開幕した。
7月16日は霧雨が降ったり止んだりという難しいコンディションで公式予選が行われた。
そんな中、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの41号車 ストフェル・バンドーン選手がレインでも安定した強さを発揮し、ポールポジションを獲得した。
続く2番手には、Q3チェッカーまで残り10秒を切った土壇場でアタックに入ったP.MU/CERUMO-INGINGの1号車 石浦宏明選手が、前年チャンピオンの意地で最後の最後に2位に食い込んだ。
セカドロー3位にはITOCHU ENEX TEAM IMPULの19号車 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が刻々と変わる路面コンディションを的確に読んで3番手を獲得した。
予選後のインタビューにおいてバンドーン選手は、明日の抱負を問われ、「いい結果が出せることを楽しみにしている。自分が一番良い位置からスタートするのは間違いなく有利だし、予選の結果には満足している」と語った。
2位の石浦選手は「(昨年の富士を走っているとはいえ、バンドーン選手に対して)アドバンテージはあまりない。新しいタイヤが富士にどのような影響を見せるか解らない。さらにはマシンの車高、エアロバランスも不明なので、手探りでやっていくしかない」と語った。
3位のオリベイラ選手は石浦選手のインタビューを受けて、「去年の富士を走っているけど、彼のような才能あるドライバーは別格。それでもみんなドライバーは、上位に食い込むことが出来るということを証明しなければならない。クルマが良くても悪くても、良いレースをしていくことを心がけている」と語った。
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その他の予選結果は以下のとおり
明日7月17日は決勝レースが14時00分にスタートする。
各チーム、明日への対応に迫られる忙しい夜になりそうだ。
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