2016全日本選手権スーパーフォミューラ第6戦が9月10日(土)、本来の開催地である大分県・オートポリスからの代替開催地、岡山県美作市・岡山国際サーキットレーシングコース(1周:3.703Km)で開幕した。
土曜日の本日はレース1のフリー走行、予選、決勝を1日で開催するフォーマット。
決勝レース1ではフォーメーションラップ後にポールポジションの#37 VANTELIN TEAM TOM’S 中嶋一貴選手がグリッドを間違えるハプニングが発生し、レースがディレイ。
中嶋一貴選手にはペナルティが課され、最後尾スタートが通告される。
仕切り直しでスタートしたレース1は、来季からのF1へのステップアップを果たした#41 DOCOMO TEAM DANDELION ストフェル・バンドーン選手が、外側グリッドのグリップを活かした上に、積極的にオーバーテイクボタンを使って、国本選手をパスして1コーナーを制する。
そのままレースを支配して国本選手との差を広げてゴールを果たしてスーパーフォーミュラ初優勝を飾った。
2位には#2 P.MU/CERUMO/INGING 国本雄資選手が入った。今回2位を獲得したことにより、チャンピオンシップポイントのトップに躍り出た。
3位には#7 SUNOCO TEAM LE MANS ナレイン・カーティケヤン選手が好スタートで順位を上げて、表彰台に食い込んだ。
ストフェルバンドーン選手のインタビューは以下のとおり
「岡山ではスタートが重要になるのはわかっていた。一貴選手が不運で最後尾にまわってしまったのは自分にはラッキーだった。スタートでは出来るだけ2位との差を広げようと努力し、自分自身で素晴らしいレーすができた。今回の岡山は気温が高く、タイヤの摩耗、グリップがどう変化するか、自分なりに察知しながら走れた。レースをマネジメントできて嬉しい。来季からマクラーレンで走るけど、スーパーフォーミュラの素晴らしい選手と走れる経験は生きると思う。残り2レースを大事に走りたい。」
その他の結果は以下のとおり(暫定)
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