2016スーパーフォーミュラRD4ツインリンクもてぎ 決勝結果

2016スーパーフォーミュラ第4戦が8月21日、栃木県・ツインリンクもてぎで決勝レースが開催された。

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優勝は#20 ITOCHU ENEX TEAM IMPULの関口雄飛選手が1時間25分17秒584で、ルーキーイヤーで参戦4戦目にしてポールトゥウィンを達成し、スーパーフォーミュラで完璧な初優勝を飾った。

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2位には#36 VANTELIN TEAM TOM’Sのアンドレ・ロッテラー選手が1時間25分23秒711で入った。

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3位には#1 PMU/CERUMO INGINGの石浦宏明選手が1時間25分24秒292で入った。

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決勝後インタビュー

関口選手

昨日の予選からチームに助けてもらい、戦略、クルマともに最高に仕上げてもらえてポールが取れた。今日のレースもスタートを決められ。前戦の富士でもお見せした「1秒遅くても抜かれない走り」ができると思っていた。クルマの挙動も落ち着いており、すごく速かったのが勝利につながった。

スタートは苦手なので、人より多く練習した。オリベイラがスタートが上手いので、今朝も負けていた。自信がなかったけど、ここで変えなければ今後も変えられないので、男を見せようと思った。いいスタートじゃなくていいから、普通のスタートを切りたかった。

 

ロッテラー選手

まずは関口選手、おめでとう。ほんとうに素晴らしいレースだった。今後も頑張ってほしい。僕のレースはつまらないレースだったかもしれない。野尻選手がスタートでミスして2番手に上がれた。関口選手は1ヶ月前に富士でソフトタイヤをテストしていたので理解しており、本当に速かった。スタートのソフトタイヤではプッシュしすぎてしまったかなと思ったけど、スティント中盤から後半は安定してきた。2スティントめはミディアムタイヤで走ったけど、残り5周でタイヤがだめになったけど、なんとか2位をキープできた。

 

石浦選手

スタートを決めてトップに立ちたかったけど、スタート練習では上手くいっていたのだが、本番ではイン側グリッドのグリップ感も無く、失敗してしまった。その影響で何台かに抜かれてしまったのは大失敗だった。それでもクルマは速く、前にクルマがいなければ速く走れた。しかしピットに入った後はアンドレとの差が開いていったけど、6秒差で走れた。ポテンシャルは高かった。金曜には上位とは大きな差があったけど、チームやスタッフ全体で着実に差を詰めていった自信がある。決勝前のウォームアップで戦えると自信が出た。いざ決勝ではタイヤをうまく使えなかったけど、進歩して正しい方向に進んでいると確信できたので、いい結果に終わってよかった。

 

その他の結果は以下のとおり

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All photograph by HIRO