スーパーGT第3戦が11月12日、栃木県・ツインリンクもてぎで決勝を迎えた。
今大会は熊本地震により被災した大分県・オートポリス戦の代替開催で、本日は第3戦の予選と決勝を、明日に最終第8戦の予選と決勝を行うフォーマット。
all photos taken by 正木寛之
GT500クラスでは、#39 DENSO KOBELCO SARD RC F 平手晃平選手が良いスタートを決めて2位以下を引き離すスタートに成功し、ファーストスティントを圧巻の走りでマージンを作ることに成功する。
2位からスタートした#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木 大樹選手は、3位スタートのau TOM’S RC F 伊藤大輔選手に抜かれてしまい、3位に後退。
#39はトップを守ったままピット・インし、平手選手からヘイキ・コバライネン選手に交代するが、その前にピット作業を終わらせていた#36 au TOM’S RC F ニッキー・キャシディ選手に先行を許してしまう。
そんななか、3位に後退した佐々木選手は、ファーストスティントを引っ張り、さらにタイヤ無交換作戦を敢行。
2位に5秒差を付けてトップでコースに復帰すると、キャシディ選手をパスして2位に浮上したコバライネン選手の猛追に苦しみながらも、かろうじて順位を守りきり、トップチェッカーを果たして、SUGOラウンドに続いて今季2勝目を飾った。
ピットアウト後に3位に後退してしまったコバライネン選手は、先行を許したキャシディ選手のパスに成功。トップを猛追してテールトゥノーズにまで追い詰めるも、一歩及ばずに2位フィニッシュとなった。この結果、ポイントランキングでDENSO KOBELCO SARD RC Fが、9位フィニッシュに沈んだNISMOを抜いてトップに立った。
3位にはスタートを成功させたものの、セカンドスティントでDENSOにオーバーテイクを許してしまったau TOM’Sが悔しい表彰台を獲得した。
その他の順位は以下の通り
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混戦を極めるスーパーGT最終戦は、明日13日に予選・決勝レースが開催される。