スーパーGTを統括するGTアソシエイションは2月25日、2019年シリーズのエントリーリストを発表した。
GT500クラスは昨年に引き続きホンダ陣営が5台、レクサス陣営6台、日産陣営が4台、計15台エントリーした。
GT500クラスでは、昨年のチャンピオンチームである「TEAM KUNIMITSU」が1号車として登録。
レクサス陣営では大きな動きはないが、坪井翔と中山雄一がGT300からステップアップを果たした。
日産陣営では新たに4人のドライバーが加わるなど、チャンピオン奪還に大シャッフルが敢行され、今シーズンへの本気の取り組みが実施された。
GT300クラスでは、今季もJAF-GT、GT3、そしてマザーシャーシ勢が群雄割拠し、総勢29台がエントリーしている。
昨年のチャンピオン「LEON PYRAMID AMG」は、引き続き65号車としてエントリーしている。
新規参入は3チームあり、GT500で戦ってきたKONDO RACINGがGT300クラスにもエントリー。スーパー耐久シリーズで活動してきた日産自動車大学校とのタッグを組み、日産GTR GT3でシリーズを戦う。
香港出身ドライバーでペアを組んだ「X Works」は、スーパー耐久やブランパンGTアジアシリーズに参戦してきたが、今季はステップアップを果たしてスーパーGT300クラスに参戦。
そして3チーム目は2004年ル・マン24時間耐久レースを制したチームゴウが「McLaren Customer Racing Japan」として参戦。チームゴウは1996年、全日本GT選手権(JGTC)にもマクラーレンF1 GTRで参戦していた古参チーム。
エントリーリストでは車両はTBNであるが、チーム名の通り、マクラーレン720 GT3での参戦が確実視されている。