スーパーGT第4戦が7月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕し、予選を迎えた。
GT500ではQ1セッション中に、開幕2連覇と波にのるMOTUL AUTECH GT-R #1 ロニー・クインタレッリ選手が、SPコーナーでまさかのコースオフ、タイヤバリアに接触し、このままQ1が赤旗中断からセッション終了を迎えてしまった。
このあおりを食らったのは日産勢で、GTR全車がQ1落ちしてしまうという最悪な結果となってしまった。
ちなみにドライバーは自力で脱出でき、怪我も軽いようだ。
続くQ2ではRCF勢が上位を占めるかたちで進行し、ポールポジションは1:10:516で#6 WAKO’S 4CR RC Fが獲得した。
2位にはQ2残り1分でKEIHIN NSX CONCEPT-GTがHONDA勢で滑り込み、LEXUS勢に割って入る形となった。
3位は朝のフリー走行でもトップタイムをマークしていた#38 ZENT CERUMO RC Fが獲得した。
予選後のインタビューでは2014年開幕戦以来のチーム ル・マンのポールポジション獲得とあって喜びにあふれていた。
大嶋和也選手
「久しぶりに緊張した。クルマが調子良かったので、やれるだけやろうと頑張った。朝のフリー走行でも良いタイムを出せていたので、その通りに結果が出せて良かった」
アンドレア・カルダアレッリ選手
「大島選手が良い仕事をしてくれるのはわかっていたので、自分のパートを頑張った。大島選手がやってくれた。チームも素晴らしいマシンを作ってくれ、素晴らしいアタックが出来た」
脇阪寿一監督
「レース前に大嶋が『楽しみに菅生に入る』と言っていたので、その気持ち良さを維持できるように心がけた。カルダレッリの仕上げたセットアップのまま大嶋を送り出し、クルマを壊してもいいから思いっきり行けと指示した。何ケ所かコースアウトしかけていたけど、彼らしいアタックが出来てよかった。セルモの女神がル・マンに降りてくれた」
脇坂監督の最期の一言はコチラ参照 ↓
Q2の中継の最中に祈るZENTのレースクイーンさんが入る
その後に切り替わった脇坂監督、同じポーズ(笑)
明日7月24日は14時から決勝レースが行われる。
その他の結果は以下のとおり
1 | 6 |
| 大嶋 和也 A.カルダレッリ | R1’11.129 |
| 28 | |
2 | 17 |
| 塚越 広大 小暮 卓史 | R1’11.273 |
| ||
3 | 38 |
| 立川 祐路 石浦 宏明 | R1’11.000 |
| 10 | |
4 | 36 |
| 伊藤 大輔 ニック・キャシディ | R1’11.465 |
| 22 | |
5 | 15 |
| 武藤 英紀 オリバー・ターベイ | R1’11.334 |
| ||
6 | 37 |
| ジェームス・ロシター 平川 亮 | 1’11.652 |
| 54 | |
7 | 100 |
| 山本 尚貴 伊沢 拓也 | R1’11.024 |
| 2 | |
8 | 39 |
| ヘイキ・コバライネン 平手 晃平 | 1’11.618 |
| 38 | |
9 | 24 |
| 佐々木 大樹 柳田 真孝 | 1’11.702 | 4 | ||
10 | 64 |
| 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | 1’11.782 | 2 | ||
11 | 8 |
| 松浦 孝亮 野尻 智紀 | 1’13.357 | 10 | ||
12 | 46 |
| 本山 哲 千代 勝正 | 1’14.171 | 30 | ||
13 | 12 |
| 安田 裕信 J.P.デ・オリベイラ | 1’14.617 | 14 | ||
14 | 19 |
| 関口 雄飛 国本 雄資 | 1’16.449 | 10 | ||
1 |
| 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | no time | 80 |
all cars photograph by Hiro