2017年SUPER GTに参戦しているTEAM MUGEN(チーム・ムゲン/監督:手塚 長孝)は6月2日、「2017年 AUTOBACS SUPER GT Round 6 第46回インターナショナル SUZUKA 1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”」に、McLaren-Hondaのドライバー、ジェンソン・バトン選手が第3ドライバーとして合流することを発表した。
©F1 official site
これまでバトンは、昨年の昨年12月に開催された「Honda Racing THANKS DAY」でNSX CONCEPT-GTをドライブし、スーパーGTへの関心を隠すこと無く公言してきた経緯があり、鈴鹿1000kmへの参加も希望していた。
この結果、今シーズン限りでの開催に幕を閉じる鈴鹿1000kmへの参加が実現したことは、大会を大いに盛り上げることは間違いない。
写真 HIRO Masaki
なお、6月6日から7日にかけて開催されるタイヤメーカーテストにも参加し、ルーキーテストを受けることになる。
マクラーレンの盟友であるフェルナルド・アロンソ選手がインディ500で台風の目となった事は記憶に新しいが、バトンのスーパーGT参戦により、同シリーズの関心が世界的に高まることは間違いない。
以下リリース及びコメント
2017.06.02
ジェンソン・バトン選手が鈴鹿1000kmに参戦
2017年SUPER GTシリーズGT500クラスにNSX-GTで参戦中のTEAM MUGEN(チーム・ムゲン/監督:手塚 長孝)は、「2017年 AUTOBACS SUPER GT Round 6 第46回インターナショナル SUZUKA 1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”」 (決勝8月27日<日> 以下、鈴鹿1000km)に、McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)のドライバーであるジェンソン・バトン選手の起用を決定しました。これにより、TEAM MUGENは、レギュラードライバーの武藤英紀選手と中嶋大祐選手にバトン選手を加えた、ドライバー3名体制で鈴鹿1000kmに臨みます。
なおバトン選手は、6月6日(火)・7日(水)に鈴鹿サーキットにて行われるタイヤメーカーテストに参加する予定です。
鈴鹿1000kmは、1966年から続く国内で最も長い歴史を誇る自動車レースで、今年が最後の開催となり、2018年からは新たな耐久レースが開始します。
■ジェンソン・バトン選手のコメント
「昨年12月のHonda Racing THANKS DAYでNSX CONCEPT-GTをドライブし、実際にレースに興味がわきました。Hondaと一緒に話し合った結果、鈴鹿1000kmに出場できることになり、とてもうれしく思います。F1※ドライバー、そしてTEAM MUGENの一員として貢献し、勝利を目指したいと思います。日本のファンの皆さんの前で再びレースができることを本当に楽しみにしています」
■TEAM MUGEN 手塚 長孝監督のコメント
「今回、TEAM MUGENに力強い味方としてジェンソン・バトン選手を迎えられることになり、大変うれしく思います。F1世界チャンピオンとしての素晴らしい走りを鈴鹿サーキットで見せてくれることと期待しています。今年で最後となる鈴鹿1000kmでTEAM MUGENらしい勢いのあるレースができるよう、武藤選手、中嶋選手、バトン選手とともに、一丸となって取り組みます。ご声援のほどよろしくお願いします」
■本田技研工業株式会社 執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長 森山 克英のコメント
「バトン選手の鈴鹿1000km参戦を歓迎します。NSX-GTをドライブするバトン選手の勇姿を見るのも楽しみですし、バトン選手自身もエンジョイしてくれるでしょう。F1世界チャンピオンであるバトン選手の加入でHonda陣営の総合力を更に上げ、勝利を目指します」
- ※ FIA[Fédération Internationale de l’Automobile(国際自動車連盟) ]フォーミュラ・ワン世界選手権