2017 スーパーフォーミュラ第2戦が5月26日、岡山県・岡山国際サーキットで開幕した。
第2戦は2レース制で争われ、本日はレース1の公式予選、決勝レースが開催される。
決勝レース1では、タイヤ交換義務のない30周のレースフォーマットで、抜きにくい岡山国際サーキットと相まって、スタートが非常に重要となる。
そんなか迎えた決勝レース1は2番手スタートの#36 VANTELIN TEAM TOM’S アンドレ・ロッテラー選手が抜群のスタートを決め、1コーナーをトップで飛び込むことに成功。
その後も燃料が減っていくに従ってマシンバランスの向上が見られ、ファステストラップを刻みながら、スタートで2位との差を見事にコントロールして、そのままチェッカーを受けて、今季初勝利を飾った。
ロッテラー選手の優勝は、2015年の第7戦 レース1依頼となり、1年半ぶり24回目の優勝となった。
写真 HIRO Masaki
スタートで出遅れた#19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 関口雄飛選手は、先行されたロッテラー選手を追い詰める決め手に欠けるレースとなり、ポールポジションをイカスことが出来ずに2位フィニッシュとなった。
3位には、今季デビューで予選3位に食い込んだ#3 KONDO RACING ニック・キャシディ選手が、先行する2台を猛追しながら4位以下を引き離し、予選順位を守ってチェッカーを受け、スーパーフォーミュラ2レース目にして早くもポディウムを獲得した。
レース後のインタビューは以下の通り
アンドレ・ロッテラー選手
「ピットストップもストラテジーも無いレースだった。スタートを決めるしか勝つチャンスは無かった。いいスタートができ、そこで関口選手をパス出来たのは良かった。序盤は関口選手がプッシュしてきたけど、燃料が減ってきたところでクルマがどんどん良くなっていき、差をつけてゴールできた。明日も同じように、またここに帰ってきたい」
その他の結果は以下の通り
明日はラウンド2 公式予選2がノックアウト式でQ1が9時20分から、9時50分からQ2が開催され、決勝レース2は14時25分にスタートする。