2018 スーパーGT開幕戦、GT500はKEIHINがポールポジションを獲得

2018 スーパーGTが開幕し、岡山県美作市・岡山国際サーキットで公式予選が開催された。

GT500クラスでは#17 KEIHIN NSX-GT小暮卓史/塚越広大組がポールポジションを獲得した。

前日に降った雨が路面を濡らし、8度と低い気温でスタートした開幕戦では、午前の公式練習では路面がドライに。
しかしセッションが続くうちに強い雨が降るなど、目まぐるしくコンディションが変わった。

この影響により、#36 au TOM’S LC500 関口雄飛がセッション終了後のサーキットサファリにおいて2コーナーで大クラッシュし、前代未聞の赤旗でセッションを終了するなど、波乱を予感させる展開でスタート。

午後に開催された公式予選では、午前に降った雨の影響はなく、路面はドライコンディションに回復する。
昨年の開幕戦ウィナーでシリーズチャンピオンの#1 KeePer TOM’S ニック・キャシディが9位でQ1敗退を喫する結果に終わった。

迎えたQ2では、セッション開始前に降り出した雨によってコースが再び濡れ、ウェット宣言が出される。
刻々と変化するコンディションに翻弄されながらセッションは進み、各チームともタイムを出し合う展開になるが、セッション終了を告げるチェッカーフラッグが振られた直後に#17 KEIHIN NSX-GTを駆る塚越が1分26秒905というタイムでコントロールラインを通過し、一発でラップをまとめあげてポールポジションを決めた。

2位には#8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也組が1分27秒058で続いた。

今季より参戦を開始した新生チームの#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R本山哲/千代勝正組が1分27秒486で3位に食い込んだ。

決勝レースは4月8日、14時40分からスタートし、82周で争われる。