WEC スパ6時間レース 決勝、アロンソの8号車が優勝、トヨタが1-2フィニッシュ達成

Podium Sebastien Buemi (SUI) Fernando Alonso (ESP) and Kazuki Nakajima (JPN) TOYOTA GAZOO Racing. World Endurance Championship 6 Hours of Spa. 2nd to 5th May 2018 Spa Francorchamps, Belgium.

2018/2019シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)が開幕戦 スパ・フランコルシャン6時間レースの決勝が5日(土)にベルギーのスパ・フランコルシャンで開催された。

この結果、#8 トヨタ TS050 HYBRID 中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソが優勝した。
また、2位は#7 トヨタ TS050 HYBRID 小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペスが続き、トヨタの1-2フィニッシュで初戦を飾った。

ポールポジションからスタートした#8 トヨタ・TS050 HYBRIDは、セバスチャン・ブエミがスタートドライバーを担当。その後も終始レースをリードし続け、最後はWECデビュー戦となるフェルナンド・アロンソがチェッカーを受けた。
アロンソにとってフェラーリ時代の2013年のF1スペインGP以来の勝利で、スパでは国際F3000シリーズ以来、実に18年ぶりの勝利となった。

2位には#7 トヨタ・TS050 HYBRID 小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペスで、予選ではトップタイムを記録したが、予選前に申告していたものとは異なる燃料流量計シリアルナンバーが使用されていたことで予選タイムが抹消。さらに1周遅れでのピットスタートのペナルティを課される。

しかしレース序盤からトップを上回る快走を見せ、最終的にはトップから1.44秒でチェッカーを受けた。

#1 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ブルーノ・セナが3位チェッカーを受けたが、その後の車両規定違反が発覚して失格処分の裁定がくだり、同チームの#3が3位に昇格した。

LMP2クラスは#7 Gドライブ・レーシング、GTE Proクラスは#14 フォース・チップ・ガナッシ・チームUK、GTE Amクラスは#98 アストンマーティン・レーシングが優勝した。