スーパーフォーミュラを統括する(株)日本レースプロモーションは5月12日、同シリーズの第4戦富士大会の場内放送と実況解説に脇阪寿一氏が務めることを発表した。
脇坂氏は現在、スーパーGTのチーム ルマン監督として活躍する一方、TOYOTA GAZOO RACINGのアンバサダーに就任しており、モータースポーツの素晴らしさを社会に広める活動を行っている。
また、 1997 年から 2004 年までの 8 年間、現在のスーパーフォーミュラの前身であるフォーミュラ・ニッポンで活躍。今回の解 説を務める富士大会では、優勝 2 回を含む 5 回の表彰台を獲得するなど、富士スピードウェイを得意とした。
トップアスリートとして、そして車の魅力を伝えるアンバサダーとして、スーパーフォーミュラの新たな魅力を来場したファン、並びに 視聴者へ届けてくれるだろう。
■脇阪寿一氏 プロフィール
1996 年全日本 F3 選手権シリーズチャンピオン
1997 年~2004 年フォーミュラ・ニッポン参戦(優勝 5 回)
2002 年・2006 年・2009 年スーパーGT500 チャンピオン
TOYOTA GAZOO Racing においてニュルブルクリンク 24 時間レースにも参 戦、2010 年・2012 年・2013 年にはクラス優勝
2016 年からは LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S(GT500)監督、TOYOTA GAZOO Racing アンバサダーに就任
■脇阪寿一氏のコメント
「このたび、第 4 戦富士大会の解説のオファーを頂き、お受けすることになりました。ご存知の通り、現在のスーパーフォーミュ ラは 1
秒の間に全車がひしめき合う、とてつもないレースです。ここに参戦している選手たちは、ほんのわずかなミスさえ許され
ない環境の中で、物凄くハイレベルな戦いをしています。そんな彼らの努力や苦悩、そして涙を身近に見てきた立場から、このス
ーパーフォーミュラの魅力を僕なりの言葉で、一人でも多くのファンや視聴者に届けられたら幸せです」