2016年スーパーGT開幕戦が4月10日、岡山県・岡山国際サーキットで決勝を迎えた。
レースははポールスタートの25号車 VivaC 86から6位までが3秒という大混戦でスタート。
それでも上位陣は変動の少ないレースになったものの、34周目に2位を走っていた65号車 LEON CVSTOS AMG-GTがピットイン。左2本のタイヤのみを交換してピットアウト。
これを見たVivaCも36周目にピット・インし、同様に左側のみのタイヤ交換を済ませて、LEONよりも8秒早くピットアウト。
しかしアウトラップ、LEONはVivaCに食いつき、38周目にトップに浮上する。
このままトップを守りきり、スーパーGTでチーム念願の初優勝を飾った。
2位には序盤で素晴らしい走りを見せた4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG GT3で、8位グリッドからスタートして徐々に順位を上げていき、ピット作業後も快調なペースを保って上位陣を切り崩し、フィニッシュした。
そして3位には7号車 Studie BMW M6が予選順位をキープする形で表彰台を獲得した。
終わってみれば上位5台がFIA GT3車両が占め、初戦のスーパーカーバトルはFIA GT3が圧倒した。
今後のJAF GT車両の巻き返しが期待される結果となった。
順位は以下のとおり。
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