2016オートバックス・スーパーGT第5戦 Fuji 300km Raceが8月7日、富士スピードウエイで決勝レースが開催された。
GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3の高木 真一/小林崇志選手組が、今季初優勝を果たした。
2位には#21Hitotsuyama Audi R8LMSのリチャード・ライアン/藤井誠暢選手組が僅差で入った。
3位には#61SUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人/山内英輝選手組が入った。
決勝後インタビューは以下のとおり
ARTA 小林選手
昨日も記者会見に来て、僕たちは富士の記者会見場に来る機会が多く、好きなコース。前回の富士でも好調だったので、ここで勝てないと、他では勝てないので、是が非でも勝ちたかった。今朝のフリーでも調子よく、そこでは2位にタイム差があったけど、レースには言ったらアウディとの差がなく、高木さんのスティントで追いつかれ、いつ抜かれてもおかしくない状態だった。
でも高木さんと組んで、これで5勝目。これまでの4勝は皇族に対して差があったけど、今回は差がなくて、初めての経験。僕自身もつらかったけど、集中料を切らさずに走り切れ、これからのレース人生に必ず生きるレースになったと思う。
小林選手は優勝すると、パルクフェルメでいつもボンネットにダイブしてくるので、次に勝ったらワイパーを動かそうと決めていた(笑)
(ポイントランキングトップに立ったけど)チャンピオンを狙って戦っているので、鈴鹿やもてぎの2回のレースも勢い良く走ってポイントを取って行きたい、今回もチームのみんながよく頑張ってくれた。僕らの中で足りない部分が見えたので、よりレベルアップして残りのレースを頑張りたい。
ARTA 高木選手
今はBMW M6がどこが得意なのか探っている状態。前回の富士は良くて、菅生や岡山、鈴鹿はつらい。優勝するならここだけしか無いと思た。
前半、最期にアウディのペースが早くて負けそうだったけど、幸いセーフティカーが出てしのげ、早めに小林選手に変わることができた。小林選手はアウディに追い上げられてつらい想いをするだろうと思っていたけど、ピットが頑張ってくれてピットアウト後に6秒のマージンができていた。
なんとか勝てて、ボンネットの上に乗ったらターボの熱があってすごく熱かった。7号車に乗らないほうが良いとアドバイスしようと思う。
ポイントを取ったので、ウェイトも重くなる。次の鈴鹿は長いレースなので、ひとつ呼吸をおいて周りを見てレースすればポイントが取れる。チーム一丸で頑張っていきたい。
その他の結果は以下のとおり
All photograph by HIRO